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我が家の年末年始

※このお話は、あまり気持ちのよい話ではありません。ご承知いただいたうえで、お読みいただければ幸いです。

あけましておめでとうございます。
始まりましたね、令和2年。

さて、ここ数日のワタクシはといいますと、夫の実家、岡山に帰省して、嫁とは思えぬほど甘えきった生活をしています。

今年の大晦日は、上の子らにはじめて「12時まで起きてて良し」というおふれをだしてみました。三男はさすがにまだ2歳児なので、いつもどおり寝かしつけをしたわけですが、ここからが我が家の年末年始。

時計の針が23:10をまわった頃。
寝ていた和室から聞こえる三男の泣き声。
「起きたな」
と思い、暗い部屋に入って再度寝かしつけようと近付いたら、枕元に佇む三男。
「どれどれ、どうした」と抱きしめたらなんかちょっと濡れている。
おや、涙かな?とか思ったけどちょっと臭う。
そういえば、前日から少しうんちがゆるめだった。
「もしや、おむつから漏れちゃったかな?」と、明るいところに移動したところで気付いた。
「これはうんちではない。嘔吐だ。」と。

急いで三男を夫に託し、寝室に戻り電気をつける。
敷布団と服を入れたスーツケースのすき間20cmほどのところに、こんもりとある吐瀉物。
布団やスーツケースへの被害は最小限で、畳にちょこんとリバースした三男。こんなきれいなリバース、逆に見たことない…。

お義母さんに状況を話し、お片付け。三男は夫によって着替えさせられ、あぐら椅子にちょこんと乗り、紅白を見ている。不機嫌ではないのでひとまず安心。熱もない。

義実家で嘔吐…。
一人目だったらオタオタしてしまったであろう。だが我が家はもう三人目。しかも布団への被害もパジャマへの被害も最小限だったので、片付けが終わればもはや日常。
年越しカウントダウンをする余裕もあった。
我々もたくましくなったものよ。

だが、嘔吐の恐怖はここからである。
お子さんをおもちの方ならば想像できるだろうが、子どもの場合、寝ている間に再度リバースしてしまう危険性が高い。私は常にちびっこと寝ているので、リバースの危険性をモロに浴びることになる。
自宅でもないし、服もたくさん持ってきているわけではない。1日に何回もやられると着る服がなくなってしまう。
リバース対策に、お義母さんに小さいボールを用意してもらい、それを枕元におそるおそる新年の眠りにつく。

眠れない。
咳が怖い。咳きっかけでのリバースをこれまで何度も見てきた。
怖い。怖い。…こわ…………zzzz

気付けば寝ていた。
が、起こされた。
夜中に目覚めて「あっち(リビング)行く」と言う三男。
なんとかなだめて再び寝かす…。
怖い。怖い。…こわ………zzzzz

というのを2度ほど繰り返して朝になった。

あらためまして、あけましておめでとう令和2年。
全然寝た気がしない元旦の朝…。

なんとなく元気そうな三男。
腹が減って喉が乾いたのかなんか飲みたいとうったえてきた。不安はあるものの、一晩耐え忍んだし大丈夫かな?と、少量のホットミルクを与えてみる。
おかわりを所望してきたので今度はホットカルピスを少量。

その流れで朝ごはん。
テーブルの上にはおせち料理。
みんなでお雑煮を食べる正月らしい朝。
夫に抱っこされた状態でお雑煮のなかの野菜を与える。

と、事件は再び起きた。
三男、再びのリバース。

しかも今回はこんもりちんまりなんていうレベルではなかった…。

マーライオンのように三男の口から繰り出される大量の白いなにか…。
(スミマセン、スミマセン…汚くてスミマセン…)
とっさに受け止めようとした夫の手のひらのおさらでは到底足りず、ただ足元に広がる白い湖…。

今回のリバースは、なかなかな破壊力。
夫と三男はそのままお風呂場に直行。すべての服を脱ぎ体を洗う。
私は兄嫁の協力のもと、湖を片付ける。

あぁ、なぜ、牛乳にしてしまったのか…。
水にしときゃよかったよ…。

元旦は毎年、お義母さんの実家に行ってすき焼きを堪能する習わしがあるのだが、マーライオンな三男を連れてはいけないので、夫・長男・次男のみ参加とし、私とマーライオンはお留守番。
「不機嫌な三男とマンツーマン…(←しんどい)」となったが、なんとか昼寝させたり、YouTubeでひたすらスカイライナーの動画をみせたり、スマホにアプリを入れたり、普段はやらないあまーい環境を与え、なんとか耐え忍ぶ。

元日の食事が、スティックパンとスポーツドリンクのみという残念な感じになっちゃったけど、無事、三男も夜には元気&ご機嫌に戻りひと安心。

すき焼き、食べたかったな…。


そんなこんなで、派手にはじまった令和2年、我が家のお正月。
平成の終わりも令和のはじめも病気で右往左往してたので、我が家の節目にはふさわしいのかもしれない。
そんな節目、イヤだけど。
(平成の終わりと令和のはじまりは以下に詳細がございます↓)




ま、そんな我が家の現状はさておき。
皆様、今年もよろしゅうお願いいたします。

こんな幕開けではありますが、今年の私も、バスケ観戦に仕事に家事育児に、ゆるく楽しくごきげんにやっていきたいと思います。
健康第一で。

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