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ちゃんとしてる医者ってなんだ?

cutting edgeという、美容皮膚科・美容外科の勉強会があって行ってきました。
自費研が主催してるイベントで、すごくくだけた言い方をすると、学会とはまた違ったより実践的な内容を今バズってる先生たちから教えてもらえるという会で、海外みたいっていうかスペースマウンテンみたいな会場で、TED風に講義が受けられるというやつです。初めて行きましたが、内容はとても勉強になりましたし、学会よりも各先生たちのパーソナリティが垣間見える感じで良きイベントだなと思いました。

最近、美容外科学会とかcutting edgeでいろんな先生たちと混じって過ごしていると思うんですけど、「ちゃんとしてる美容ドクター」ってどういう人なんですかね。私にはわからないです。
なんとなくSNS見てると、いわゆるキラキラ系みたいなドクターがちゃんとしてなくて、学会でスーツ着てるような人がちゃんとしてる正解のドクター みたいな雰囲気がじわっと湧いてきているような…
患者さんのイメージとしても、美容外科医側からの発信の仕方的にも。
それって本当にそうなんでしょうか?

わたしが美容医療業界に入ったときに最初に感じたのって「寛容な居心地の良さ」だったんです。
美容の先生はなんというか良い意味で医者っぽくなくて、いろんなバックグラウンドの先生がいて、「医者とはこうあるべし」っていう重苦しい雰囲気も、自由に生きてる奴いないかみんなで見張り合う閉塞感もないのがすごく新鮮で居心地が良くて、ここでなら私楽しく働けるかもって初めて希望が持てたんです。
みんな基本的には美容外科・美容皮膚科が好きで、仕事に興味持って真剣に取り組んでいる人がほとんどですし。

そういう個人的な経験もあって、「スーツで学会に来るタイプの人」だけが正解なの?ほんとに?
って感じで最近戸惑ってます。
別にブランド物持って着飾ってても、超カジュアルスタイルでも、自分のペースで生きてても、美容医療に真剣に向き合っているならいいじゃん?って思ってます。
瑣末なこと気にしない、他人のこと気にしない おおらかなところが美容ドクターの魅力なのに…みたいな。
ちゃんとスーツを着たい人は着たら良いと思うし。

美容外科医・美容皮膚科医がどんどん増えてきて、形成外科や皮膚科の先生たちがたくさん参入しているので、美容ドクターのスタンダードも変わっていくのかもしれませんね。いろんな面で。
患者さんが望むなら変わらなければいけないのかもしれません。
その結果自分が淘汰される側になってしまってもそれもまた人生…ということですね〜

保険で長くやってきた先生たちや海外の学会にたくさん出席してるような経験値の高い先生たちからしたら生ぬるいこと言ってるかもしれませんが、そういう先生はわたしのnote読まないから大丈夫たぶん😌


5月の学会のとき若干ざわついた、医療従事者やクリニックスタッフ以外と思しき人が学会にあまりにも増えすぎてる件については、確かに聞きたい講演が聞けなかったりするので改善されるといいなあと思いますね。


きょうもおつかれさまでした
読んでいただきありがとうございます
わたしは今からしいたけ占い下半期を読みたいと思います

プロフィール欄にわたしのインスタとクリニック公式ホームページのリンクがありますのでぜひ〜

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