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美容皮膚科学会の裏話的な感想

美容皮膚科学会があり、2日間あったのですがシフトの関係で1日だけ行ってきました〜。

いろいろ勉強になったこともたくさんありますが、1番心に残ったことを書き記したいと思います。
1日目のしわ・たるみセッションでのことです。
4人発表する先生がいて、座長(司会進行役みたいな人)の大御所の先生が2人という感じだったんですが、たぶん美容皮膚科学会にしては珍しく、発表者も座長もみんな形成外科出身の先生たちでした。
そのセッション中に、確実に皮膚科の先生もたくさん聴いているであろう場なのに「皮膚科の先生は美容施術の後遺症とかあまり診ないから安直になんでもやっちゃう」とか「皮膚科の先生はSMASとか見たことないからどんな組織か分からないですよね〜」とかそんなようなことを言った先生が1人いて、マウンティングこわぁ となりました。
正直今回の学会ではこれが1番印象深い出来事でした。
言ってたのは1人の先生で、他の先生たちはそんなことは言ってません。
ここには書かないですけど誰が言ったのか知りたい方は個人的に私に聞いてください。

あの場にいた他の先生たちはどう思ってたんだろ…
知り合いとかいないから確認できないけど…
「たしかにそうかも!教えてくれてありがたい!」と思うピュアピュアな先生たちばかりだったら良いのですが…

医者の世界って、医学部生の時代からもうすでにそうなんですけど、マウントの取り合いなんですよね。マジ生きづらいです。
私は生きづらすぎて心身が壊れそうになったので、一般的な保険診療科ではなく美容外科に入りました。
最初に入職したところがたまたまそうだっただけなのかもしれませんが、「美容は変なプライドとかマウントとかに縛られてる先生が少なくて、なんか居易いな〜」と思って気に入って働いてきました。でもそうではない潮流もかなり流れ込んできているなーという時代の流れはSNS上ではかなり感じていたんですけど、今回の学会ではリアルで感じました。

美容ドクターも淘汰されていくのかもしれません。
すきな仕事なのでできるだけ長く続けたいですが、需要が無くなったらもうその時は仕方ないです。
医師免許使ってできる仕事で自分1人食えるぐらい稼げればそれでいいかなと、ある意味割り切ってます。
医師免許持ってても食えなくなったら、そのときはもう私にとって生きるということ自体ハードルが高すぎたということで、諦めようと思ってます。
続けられるように、無理のない範囲で、楽しいと思える範囲でがんばろうとは思います。
楽しく生きるための仕事であり人生なので。
他の医者に読まれたら怒られそうな考え方だけど。
すみません。先謝っときますね。

医学部時代も鞭打たれて勉強して、医者になっても自分の意思とは無関係にどんどん勝手に周りがハードルを置いてくるんです。医者の世界って。
ハードルを超え続けないとやばいことになるよみたいな謎の脅しもかけられますしね。
わたしにはそういう追い立てられる環境は向いてなかったです。(もちろんINFPです)
私とは反対にストイックに走り続けるのもまた一つの医者としてのあり方で、そうしたい人はそうすればいいし、それができる人は素晴らしいと思います。

他人の選択を否定することでしか、自分の選択を肯定できないドクターがいるのだとしたらそれは悲しいことです。
私の思い過ごしであることを祈ります。

結論としましては、
商売敵的な側面もあるのはある程度仕方ないことだけれど、とはいえ美容外科医・美容皮膚科医みんな仲良くね!患者さんが幸せになればそれでいいんだから!
インスタのストーリーで小さい字で他のドクターに嫌味言ったりするのもやめた方がいいよ!
てことです。


きょうもおつかれさまでした。
読んでいただきありがとうございます。


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