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傷心旅行?

沖縄県の宮古島に来ている。

3年程前から宮古島のプロジェクトに参加していて、数回視察に来ていた島。

今日で5回目。


沖縄本島には行った事はあったけど、離島は初めてだった私は「ミヤコブルー」と呼ばれる蒼い海に感動した。
こんなに綺麗なテレビや雑誌で見るような海が日本にあるんだ…と、感動してこれから始まるプロジェクトにワクワクしていた3年前。


「この美しい海に通う事になるんだ…
島の人達とも仲良くなって新しい世界が始まるんだ…
私がデザインした、大好きな植物に囲まれた店ができるんだ…」


プロジェクトが始まってすぐにコロナがあり、どうなるかと思ったけれど2022年に再開決定。

2024年春にガーデンレストランのオープンを目指して、私がデザインするガーデンに大好きなインテリアデザイナーと、プロモーション会社が加わり更にワクワクしていた。

南国特有の生命力あふれる植物達、年中咲いているカラフルな花、ガーデンで実ったフルーツで作るスイーツやカクテル。。。モダンでカッコ良いインテリアにグラフィック。
カッコ良いレストランやカフェが少ない宮古島に、本当に行ってみたいレストラン、世界からも訪れるガーデンレストランにするぞ!と意気込んでいた矢先の突然の中止。。



3人の出資者で始めたプロジェクトに、私が加わり4人で進めてきたプロジェクト。

今振り返ると土台がグラグラしている上に、みんなの夢を積み上げていた。

誰かが一つのピースを抜けばガラガラと崩れる。積み木のように。


私自身についても色々な反省点がある。

自分の領域以上に首を突っ込んで、私1人が頑張っていると被害妄想になっていた事は1番の反省点。

それ以外でも、仕事を始めたての女子でもないのにワクワクし過ぎて、慎重に考え無かった事も大きい。

他にも色々あるが、でももう終わった事。

自分の内面も見れたこの出来事は私にとって意味があるんだろう。

仕事に対して、人と関わる事、責任を負う事、お金に対する考え方、自分の夢…色々な事を見た気がする。

中止が決まって3日後、後処理も含めてだけど急遽やってきた宮古島。
今まで視察には来ていたが、綺麗な海を車から眺めていただけで、宮古島を楽しんで無かった事に今更気づいて、思い切り楽しもうと、思って来たけど、まだ心はズキズキと疼く。。


恋人との別れに似ている。

今までの人生、大好きだった人とお別れしてはまた新しい人と出会って恋をして…


そして宮古島はどんよりとした空と強風が吹き荒ぶ天候。。


透き通るような蒼い海、滞在中に見れるといいな。




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