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読めてない日記・3月18日~3月24日

3月18日(月)

お風呂の床を掃除していたら、腰にピキッとするどい痛みが走った。これが噂に聞く「ぎっくり腰」と呼ばれるものなのか!!!と、痛みに悶えながらひとりで納得する。これは痛い。痛くてヨロヨロとしていたら息子に見つかり「どうしたの?ママ?動きが年寄りだよ(笑)」と爆笑される。息子よ、心配しようという気持ちを持て。痛くて読書どころじゃないので読書はなし。

3月19日(火)

まだ腰に痛みはあるものの、しかし日常生活は待ってくれない。いつも通りの生活をしようとトイレ掃除をしていたら、今度はビキビキビキっ!!!!と腰に痛みが走る。昨日の痛みなんて屁みたいなものに思えるほど、今日は猛烈に腰が痛んだ。これが「ぎっくり腰」なのか!!!これはマジで痛い。痛すぎる。腰が痛すぎて動けないので、息子にあれこれと手伝ってもらいながら過ごす。しかし息子が「ママはもう若くないんだからね、老婆なんだからね」と何度も言うので、どついたろか!と思ってしまった。大人げない。余裕がない。

3月20日(水)

腰の痛みを抱えているというのに、よりにもよって風邪をひいた。安静にしていればどうにかやり過ごせるはず!!という、淡い期待を胸に生きようと決意した瞬間、思いっきりくしゃみが出て腰にするどい痛みが走り「うおぉぉぉぉぉぉぉ」と大きな声が出た。「ママうるさい!!!!」と息子に怒られる。すみませんね、老婆なのに大きな声が出るんですよ(老婆と言われたことを根に持ってる)。

3月21日(木)

本を読む元気もないし、前々から気になっていたドラマ『不適切にもほどがある』をU-NEXTで見始めた。宮藤官九郎さんと阿部サダヲさんのコンビだし、面白くないわけがない!!と思っていたら本当に面白くて、ここ数日の風邪とぎっくり腰でやられていたメンタルが復活し始める。と思っていたら、突然スマホの画面が緑になったり元に戻ったりする現象が始まった。自分の体だけではなく、スマホまで不調になるなんて何かの呪い???

3月22日(金)

風邪で喉がやられたらしく、めちゃくちゃ低いガラガラの声しか出なくなった。一生懸命にしゃべっても、何を言っているのか自分でも聞き取れない状態。息子に「声まで老婆になったじゃん(笑)」と爆笑される。息子に反論したいけど、反論できないほどこの数日で一気に老いている自分がいる。何も言い返せない。今は何を言ってもムダだけど、息子が大きくなり私の年齢ぐらいになった時、自分の体の老いをひしひしと感じるようになるだろうから、その時に思い知ればいいわ、と未来の息子に呪いの気持ちを抱く。わはは(大人げない)。

3月23日(土)

ぎっくり腰になり、風邪をひいたおかげで体重がみるみる減っている。これだけが今回の騒動で唯一よかったことかもしれない。

ようやく少しずつだけど、本を読みたい気持ちが復活し始めたので、岸田奈美さんの『もうあかんわ日記』を手に取る。メンタルが落ちると本が読めなくなるのだけど、この本は別。

奈美さん自身がとてつもなく大変だった頃の話なので、メンタルが落ち込んでいる同士のような気持ちになれる。奈美さんほど切迫した状況じゃない私だもの、もう少しがんばろうか、という気持ちになるのでありがたい一冊。

3月24日(日)

もう少しがんばろうか、という気持ちになったとはいえ、まだまだメンタルが落ち込んでいる。なんとかメンタルを復活させたくて、山本ゆりさんの『スターバックスで普通のコーヒーを頼む人を尊敬する件』を読み始めた。ゆりさんの本は何も考えずに読めて、何も考えずに笑える、とても貴重な本であり、私は何度となくこの本・・だけでなく、ゆりさんの本たちに救われてきた。

とにかく今の私に足りないのは「笑うこと」。ゆりさんの文章にクスクス笑いながら、あぁ笑えるようになった!!!人生って素敵♪というところまできた。笑えるようになるまで長かったなぁと思っていたら、今度は犬の具合が悪くなった。もう、何なの!?????厄年????(ちがった)


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