青くて痛いのは
青くて痛いのは
自分の気持ちに気付かない振りをして
傷つきたくなかったから
それでも
自分の気持ちに蓋をすることができなくて
ずっと心の中に抱いていた思いは
熱量を帯び
光が掘進するかのように
それた方向へと注がれた
自分の気持ちに正直になったつもりだったけど
それは相手に理解されるはずもなく
誰も傷つけたくなかったのに
傷つけてしまった
一番大切な人
間違っていたこと、弱かったことを伝えるため
僕は「その時もう一度、ちゃんと傷つけ」
(作品から抜粋)
平気なふりして
素直になれなかったから
遠回りして傷つけ合ってしまった
それでも僕は
もう一度やり直したいんだ
君に気持ちを伝えることができたら
「なりたい自分」にようやく
なれる気がする