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新しい学びのカタチ

定期的に御紹介させて頂いている「学び合いスキルアップ研究会」に加えて「先生の学校」というコミュニティでも学ばせて頂いています。今回は、「先生の学校」と「ヒロック」について御紹介させて頂きます。^_^    〈松下〉

『先生の学校』は、教え育む「教育」を超え、「きょういく」を探究し、創造しています。「ワクワク・探究心・勇気・違いを楽しむ・創造、5つの感性を刺激します。」をコンセプトに活動されています。

教師だけでなく保護者や教育に関心のある全ての方を対象にした学びに関するコミュニティです。
代表 三原菜央さん
   著書 パラレルキャリアのつくり方

事務局 岩田龍明さん
   特技 リコーダー奏者 弾き語り

「先生の学校」では
月額会費495円(税込み)で以下の活動に参加できます
・記事を読む
・イベントや講座で学ぶ
・プロジェクトでつながる
・雑誌「HOPE」を手に取る

※イベントは一部有料の場合もありますが多くの場合は会員なら無料になるものが多いです。
たとえば「ルーブリックのつくり方」の講座や、COACHING勉強会、学校広報PRゼミ、そして最近では「YouTube番組をつくる人募集」などがあります。また、「先生の学校」で編集・出版をしている「HOPE」という雑誌を読む読書会などもあります。どれもすぐに定員になる人気の講座です。詳しくはHPを御覧下さい。

私が一番印象に残っているのは、文部科学省広報戦略アドバイザー 寺西 隆行さんのお話を聞いた回です。「教師は批判を受けやすい職業ではあるけれど、教師という職業に就く人は、スーパーティーチャーに限らず、どんな人も『対応力』が高い。日々、同時に起こる様々なことに対してこんなふうに対応できるのは、教師ならでは。だから、そうした良さを広めて欲しい」という趣旨の話でした。それから私は、定期的に教育関係の記事を書き「教師という仕事を理解してもらえるように」という願いをもって投稿するようになりました。「先生の学校」は様々な視点に気付かせてくれるとても貴重な場です。〈松下〉

となりの学校見学

「先生の学校」が最近始めた活動として「世界中の教育現場を取材します」というキャッチフレーズで「YouTube番組づくり&配信」が始動しました。
これまでのラインナップは
・職員会議をやめ、対話の場を始めた札幌新陽高校
・勉強を教えない塾!?プロジェクト型学習専門の教室「studioあお」
・子どもが主役のオルタナティブスクール「ヒロック初等部」


ヒロック初等部

となりの学校見学で特集された「ヒロック初等部」について御紹介します。
「ないなら創ろう!理想の学校」という考えの基
蓑手章吾さん五木田洋平さんが設立された学校です。
ここでは「先生」ではなく「ラーニングシェルパ」と呼ぶのだそうです。

「ヒロック初等部」の動画を拝見して、まず感じたのは子供たちの瞳が輝いていること。
そして動画冒頭の言葉が印象に残ります。
「学問そのものがおいしいはずなので、そこに変な味付けをする必要はない」「教科という枠でやっていない。学びのモードみたいなもの」
動画の冒頭で、「ヒロック初等部」を運営されているお二人の言葉よりこの学校が求めているものが浮かび上がってきました。
それぞれの興味や関心に沿って、個別の学びを主体的に進めている様子に、
「新しい教育のカタチ」が見えてきました。
学びの場は教室なのではなく、近くの公園だったり、東京全てみたいな、そんな自由な学びの風景が眩しく輝いて見えました。〈松下〉

ワイルド&アカデミックな環境で、子どもが主役となって「育ち」や「学び」を主体的に勝ちとる"福利(=well-being)を広げていく学校"です。
HILLOCKは「小さな丘」という意味で、草原や丘を自由に駆け間ぐる子ども(大人も!)をイメージして名付けました。
砧公園でのアウトドア活動、自由進度学習、マイプロジェクトやテーマ学習を通して、Co-learners(児童)たちは育ちや学びのオーナーシップを身につけていきます。

HILLOCK HPより抜粋

ヒロックの特徴
ワイルド
アカデミック
東京がキャンパス

個性が輝くための「4つのC」を大切にされています。
Confidence[自信] 人と比べることなく自分らしく
Creativity[創造・表現] 一歩踏み出す勇気
Caring[配慮] 思いやり、ユーモア
Contribution[貢献] 多様性。チームワーク!

HILLOCK HPより抜粋

ここまで読んで下さった方、かなり気になってきましたよね!
ぜひ、動画を御覧下さいね(=゚ω゚)ノ

蓑手章吾さんと五木田洋平さんは、元々、私立や公立小学校の教諭をされていました。
五木田さんは、現在、ICTポリシーメイキング講座を主催されて、公立、私立学校の先生方のサポートをする活動もされています。新しくできた分掌で前例のないことに挑戦しなければならない情報担当の先生が孤立しないように研鑽するための場として作った会なのだそうです。
第4期の募集はこれからのようです。
興味のある方は、直接、五木田さんのnoteを訪ねてみて下さい。^_^

私もFacebookの告知から第1期前の回や、第3回ポリシーメイキング講座エキシビジョン見学(第3期の参加者の実践報告会)に参加させて頂きました。心軸や行動軸に関連させて仕事を見つめる方や、職員室で同僚が一番関心あることをテーマにしたICT講座を気軽に開催しICTの活用を促した方などの実践を拝見することができました。仲間づくりにも繋がり、特に20代~30代の先生方にお勧めの学びの多い実践的な講座です。
五木田洋平さんの著書「ICT主任の仕事術」もお勧めです。〈松下〉

おわりに
ヒロック初等部の実践を参考に、公立小学校でもかなう実践をして、自分の前にいる子供たちの瞳が輝やくようサポートしていきたいと改めて考えることができました。
ありがとうございます。  松下友香

関係の方々に許可を得て記事作成しています。

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