マレーシア後編【ピンクモスク/ブルーモスク/帰路】
4日目:2大モスク観光
ブルーモスクに癒やされる
この日は待望のブルーモスクとピンクモスク観光の日、そして、深夜便で帰国する日でもあった。
ツアーに参加するため、早めに起きてチェックアウトする。
荷物を預かってもらうには英語でなんて言えばいいか、DMM英会話なんてuknow?で調べていたが、ホテルマンが自ら申し出てくれた。本当に良いホテルだった。
ガイドさんにホテルまで迎えに来てもらい、まずはブルーモスクへ。
ブルーモスクは日本人観光客が多いようで、ツアーガイドさんとは別にモスクのガイドさんが、日本語の単語を交えながら案内してくれた。
さて、とても興味深い異文化のお話、できればじっくり聞きたかったのだが、ガイドさんの英語のアクセントが、何一つ聞き取れなかった(呆然)。
英語の世界は広い・・・。
同じグループの中に何名か英語のできる日本の方がおり、熱心に聞いていたが、私は残念ながらその中には入れなかった。
1日5回お祈りをすることや、金曜日に男性が集まることはかろうじて聞き取れた。
トイレの場所を聞いたとき、女性の色はブラウンだと言っていたので、なぜブラウンなのか聞いてみたが、特に意味はなさそうだった。
何となく青色は男の子、赤色は女の子のイメージがあるような感覚なのかもしれない。
ブルーモスクにたっぷり癒やされた後は、ピンクモスクへ向かう。
華やかなピンクモスク
ブルーモスクでは観光客は日本人だけだったが、ピンクモスクは様々な国からの観光客の方がいた。
プトラ湖でのクルージング
ピンクモスクを観光した後、湖クルージングのために移動し、出航を待つ間、近くの売店で水を購入した。
水に値段が書いていなかったが、2リンギットといわれ(観光地は概ねこのくらいの価格だった)持っていた5リンギットを渡すと、1.5リンギットしかおつりを渡されず・・。
さすがに1.5はおかしいだろう(1はお札、0.5はコインなので)と、「5リンギット渡したんだけど」と指摘すると、追加で1.5リンギット渡してくれた。故意なのかうっかりなのか、わからなかったが、さすがにお札とコインは間違えないのでは。
クルージング自体はとても良かったが、ここで異文化に圧倒される光景を見てしまい、その方が非常に印象に残った。
それは一緒に船に乗った、恐らく遠足的なイベントできたのであろう、現地の子供達の立ち振る舞いである。
女の子は皆、目元以外はすべてスカーフで隠れており、全然顔が見えない。
一時コロナウイルスが蔓延した時に、マスクで口元が隠れてコミュニケーションが取りにくいと思ったことがあったが、この子達はずっとこういう環境なのだろう。
男の子は、半袖でもちろん顔も普通に見えていたが、特徴的な帽子をかぶっていた。
座る場所は、男女で混ざらないようきっちり分かれていて、船を散策するのは男が先、女が後と行動も男女別々。。自分が小学生の時、さすがにここまで区別されていなかったと思い返すと、文化の違いに圧倒されずにはいられなかった。
KLタワーを下から眺める
モスクツアー終了後は、フリーの時間帯であったため、GrabでKLタワーへ向かった。
タワーは長蛇の列で、上るのは諦めた。
深夜便で帰路へ
Grabが来ない
そろそろ空港へ向かおうと、ホテルに戻り、荷物をピックアップし、GrabでKLセントラル駅まで行くために配車を依頼。
ここでトラブルが・・。
1台目は、なぜかキャンセルされてしまい、2台目は、なかなか来ず、着いたとの連絡が来ても、周辺にいない。電話をしても、チャットをしても、応答がない。
3台目にしてようやく来てくれたのだった。
この旅行でGrabは何度も使ったが、スムーズに来なかったのは初めてで、ネットで色々調べたところ、時々こういうことがあるようだった。
ホテルのドアマンのお兄ちゃんが、あたふたするアジア人観光観光客を結構気にかけてくれ、相談しながら対応できたため、非常に心強かった。
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電車に乗って空港へ
無事にGrabでKLセントラル駅についたので、エクスプレスに乗り、空港へ向かう。
行きでもKLセントラル駅を利用したので、乗り場はわかっているつもりだったが、行きで利用した場所「降り場」と、今回の「乗り場」はなんと離れていた・・。
結局迷い、駅の受付の方に場所を教えてもらった。
ラウンジに入れない
ようやく空港に到着。
結構早めに着いたので、事前に予約していた、非制限エリア内の空港ラウンジに入ることにした。
ラウンジを使ったことがほとんど無かったので、あまり把握していなかったが、飛行機を利用する人しか使えない=搭乗券の提示が必要のようで・・。
今回の旅行は、日本の大手旅行会社を通したものであったが、なぜかe-ticketが発行されないようで、手元に飛行機に乗ることを証明できるものがなかった。
ラウンジの受付で「メールでe-ticketを受け取っているはずだから、それを見せてくれる?」と言われ、「日本の旅行会社を通したから手元にはない」と何度も説明し、日程表など手当たり次第持っている書類を見せ、すったもんだで10分くらいかかって、ようやく入れることに・・。
この間は本当にひやひやした。
機転を利かせてくれた受付の方に感謝し(何度か関係箇所らしきところに確認していた)、ラウンジの仕組みをよくわかっていなかったことにも反省した。
シャワーが浴びれない!?
今回利用したKLIA2のラウンジにはシャワーがなかったため、制限エリア内のサマ サマ エクスプレス KLIA2というカプセルホテルでシャワーだけ浴びることにした。
手荷物検査を済ませ、制限エリア内にはいり、これでやっと汗を流せる・・!と、ホテルの受付でシャワー利用であることを伝えると、
「お支払いは現金のみです」
え?そこにクレジットカード用の端末あるのに?
頭がクエスチョンマークでいっぱいになり、プチパニックに。
もう出国直前で、シャワー代に足りるほどの現金を持ち合わせていなかったのである。
「ATMか両替できるところ、周辺にありますか?」と聞いたところ、「同じ階に両替所がある」とのことだったので、猛ダッシュし、高いレートで換金し、現金を調達。
なぜ、前に並んでいた宿泊客はクレジットで払っていたのに、シャワー利用だと現金のみになるのか、もしかして両替所とグルなのかとまで思いましたが、真相は不明であった。
シャワーはタオルや歯ブラシなどもついており、荷物置き場もあったのでゆっくり浴びれたが、匂いのきつい場所があり、清潔とは言いがたかった。
そして、5台くらいあったドライヤーはすべて、故障していた。なぜ・・?
何度スイッチを押してもつかないので、見かねた清掃員のお兄ちゃんが、別のドライヤーを貸してくれたが、どうすれば5台中5台が壊れるのかわからなかった。
要領の悪い空港での過ごし方だと我ながら思うが、なんとかシャワーを浴びれて良かった。
2回目の手荷物検査!?
シャワーを浴びたあと、搭乗ゲートに向かう。
途中の売店で水を購入すると、なぜかこの後水はもって入れないから、専用のバッグ(有料)にいれますと言われ、意味がわからなかったが、後にその理由を理解することになる。
ゲートに向かって歩くと、謎の長蛇の列が目に入る。
なんと、2回目の手荷物検査だった。
KLIA2では2回手荷物検査があるようである。
全く知らなかったので、飲み物も買ってしまったし、あんまり並んでいる時間は無いし、かなり焦った。
なんとか搭乗ゲート前には時間前に着いたものの、2回も手荷物検査があるのは初めてで、本当に驚き、焦った出来事であった。
帰国!Insta360 Go3の使いごこちなど
英語のコミュニケーションは大変だった
無事帰国でき、たった4日程度の旅行でしたが、日本に着くとほっとした。
Grab呼べない~2回目の手荷物検査まで怒濤の英語でのコミュニケーションラッシュで、過去一番英語を使った旅行となった。
英語での会話は、相手の英語が私にとって普段聞き慣れているアクセントとは違うので、根気が必要だったが、すごくいい経験になった。
私の英語も、日本語アクセントでたどたどしく、聞きづらかっただろうと思う。
Insta360 Go3の使いごこち
さて、この旅行中大活躍してくれたInsta360 Go3、結果としてはとても良かった。
一番のメリットは、
胸ペンダントで手ぶらで動画撮影できる
何気ない街歩きの映像が残せる
気になったことは、
稼働時間が短い(カメラ単体だと30分くらい?)
荷物になる(モバイルバッテリー含め)
旅行では、写真スポットだけ写真を撮ることが多いが、Go3をつけていると、街歩きの動画や写真も残せることがいい点であると感じた。
海外で特にスリの多い場所ではスマホを出して写真撮影するのはリスクがあるが、スマホを出さずにすむので、安全面でもより安心だと思う。
ただ、本体が熱くなりやすく、バッテリーの持ちが良くないので、こまめな充電がいることと、もしもの時に備えてスマホ+カメラを両方充電できるように容量の多いモバイルバッテリーを携帯していたため、荷物は重くなった。
クアラルンプールは今までで一番現地の方と会話する機会が多く、とっても良い旅になった。
これからの旅行でも、コロナ禍で一時失った、人と人との直接のコミュニケーションをより大切にし、楽しんでいきたいと思う。
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