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厄年に転職する女。厄払いしたら運気が上向いてきたような気がする。

今年、厄年である。ちなみに年女でもある。そんな2024年、私は転職活動真っ最中。「厄年は変化してはいけない」と聞いたことがある。現状維持、ひっそり暮らすべし。みたいな?

しかし、私にはもう時間がない。30代半ばに入り、正社員を辞めて6年半の月日が経ってしまった。大した実績もないし、有名大学出身でもない。チームリーダーや主任などの役職も未経験である。悲しいくらいにアドバンテージがないのだ。なので「厄年だから一年後に転職しよう」なんて悠長なことは言ってられない。今が一番若い!再就職するなら早いうちに。と、悠長どころか焦りながら転職活動をしているくらいだ。

昨年秋の終わり頃から転職活動を始めたが、書類が全く通らない。面接に漕ぎ着いたと思ったら「経験不足」を理由にお見送りされた。スカウトメールが来たから応募したのに、まさかの書類落ちしたことも。あっちからスカウトが来たのに、ひどい!!私のこと弄んで楽しい!?と心の中で叫んだものだ。「事前確認事項」とメールが来ても「そんなこといって、お宅もどうせ私のこと落とすんでしょ」とやさぐれながらメール返信する日々。(そして案の定、書類で落ちた)

昨年は前厄だったが、本厄なの?と思うくらいに悪いことが続いていた。不妊治療も結果が出ず、通うのを辞めてしまった。

そういえば、前厄のお祓いに行っていなかった。今年はちゃんと厄払いに行って、厄を落とそう。そう決心した。

厄払いに行った先は結婚式を挙げた神社。幸せの絶頂を経験した場所なので、私にとっては最強のパワースポットである。ここで厄を祓い、良い運気を持って帰ろう。

厄払いを終えてから、気のせいかもしれないが運気が上向きな気がする。まず、転職面接が自分でもびっくりするくらい上手くいっている。

今日も一次面接を受けたのだが、二次面接の連絡がもう来た。面接を受けて3時間後に来たのだ。その会社は次が最終のようだ。本命の企業も来週、最終面接である。これは…ダブルで内定もらえちゃうのか?なんて少々浮かれ気味である。(危険なやつ)

ちなみに私は職業柄バリバリの理系(?)なので、守護霊やオーラ、引き寄せの法則などのスピリチュアルの類は全く信じていない。信じている人を否定はしないが、私は遠慮しておく。星占いだけはエンタメとして楽しんでいる。

「でもあんた、神社で挙式してるやん」と突っ込まれるかもしれないが、これは完全に私が厨二病のせいだからだ。「みんなと同じような教会での結婚式は嫌だ」という理由。あとは離婚してしまったけど沢尻エリカが神社で結婚式を挙げていて、その時の白無垢姿がそれはそれは美しい…!!の一言だった。その姿にずっと憧れていて、私も結婚式を挙げるなら神社が良いなと密かに思っていたのである。このように厨二病とミーハーが混ざり合い、神社での挙式を希望したのであった。

そんな感じなので厄払いについても「慣習なので、やっておくか。」くらいの気持ちであった。結果的に厄払いして良かったと思う。流れが変わったというか、そんな感覚がある。前向きに物事を考えられるようになっている。

もしかしたら厄払いというよりは「結婚式を挙げた思い出の場所」に行ったから、それで楽しい思い出が蘇ってポジティブ思考になれているのかもしれない。真意は分からないけど、昔からの慣習というのは馬鹿にしてはいけないなと思った。

来年はお礼参りに行こう。後厄だし、また来年もお祓いしてもらおうかな。なんて気が早いけど思っている。この先上手く行かないこと、しんどいこともあると思うけど、1年間なんとか乗り越えていきたい。






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