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真岡まちつく 始動(後編)

真岡まちづくりプロジェクト「まちをつくろう」(以下、まちつく
事務局のハヤシです。
noteの投稿は後れをとっていますが、先日、まちつくは第2回を開催し、グループに分かれての検討が始まっています。ですので、こちらのnoteも早く追いつかないと。

前回は、まちつく以前、真岡市についてご紹介しましたが、自慢するほどのものはない、ごくごく普通の地方都市で、日常生活では困るものは特になくて、たとえば、映画館がないといっても、レンタルビデオ店に行かなくても家で見ることができる時代だし、ショッピングモールがないといっても、隣町にある立地。となると、自家用車とネット環境があれば、住むには困らないし、決定的に何が欠けているかは思い当たらない、でも何か物足りない、そんな平均点な都市だと思います。

ここでの、物足りなさを感じるのは、地方都市ならではの、幹線道路に大型店が立ち並び、飲食店もハコの大きな全国展開のお店ばかり…を、走る自動車の窓から、流れて過ぎ去るものとして眺めているから、かと思っています。車窓から見える大型店の姿は、隣のまちに行っても同じもので、そこで働く人たちも、同じ制服を着ているスタッフたち。
店としての統一感はあっても、隣のまちと同じ、画一的なものばかりが溢れているのですから、そこから、まちの特徴、魅力を感じて欲しいというのは、いくらなんでも難しい。

本来、8万人が住むまちには、8万人の特徴があるはずです。

市民協働や公民連携といった言葉が使われるようになったのは、最近のことではありませんが、お題目ではなくて、実践していくには、本来はあるはずの8万人の特徴が見えるようになる、そこにあるはずの8万人の魅力が見えるようになる、それが一番大事、と考えたわけです。
とはいえ、それも言うは易し。実際に、8万人が集まっては収拾がつきませんし、なにせこの時代です。集まる場を作り、仕掛けを考えたい…アイデアもあるけど、これで上手くいくだろうか…と、一瞬、悩んだところで

これ、聞いたほうが早くね?

と、急に図々しくなり、宇都宮大学地域デザイン科学部の石井大一朗先生と、お隣、下野市のシモツケクリイティブ代表の山口貴明さんに、リアル初対面で、いきなり不躾なご相談をしたのが3月のこと。
そこからとんとんと、4月末には、まちつく公表、メンバー募集開始。

このスピード感、疾走感からの、大学生、高校生からの応募あり、熱量ある大人も集まり、真岡市では未だかつてない、20名のメンバーが、全員悪人ならぬ、全員民間、全員ガチ応募、半分学生、女性が過半数という、プロジェクトが始動することになったわけです。

さて次回はようやく、第1回まちつくについて。

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