見出し画像

【仕事編】たまにはサボってよいのである

少し前の投稿(上司の「ちょっと話がある」)で、脳内プロセスに「あーあの時サボってたのバレたかな」という一節があることを述べました。サボると聞くとあまり印象は良くないのですが、体裁よく表現すれば「メリハリ」があるということです。

仕事と私生活をバランスよく仕事をこなせている人は、程よいサボりができている人だと私は思っています。つまり、体や気を休める合間を要領よく見つけられる人。

上司にだって社長にだって世界のどんなキープレイヤーにだって、集中力の波は絶対にあって、必ず時々息抜きをしたりスピード緩めたりしているのです。だってみんな人間なのだから。

中にはずっと全速力で順調に走り続けているように見える人や、そうしようとして空回りし、みるみる体力とメンタルを消耗していく人など様々です。私の限られた経験では、前者のような人は稀で、全力疾走しようとするほとんどの人が後者の状況に陥っています。

私はいつからか勝手な自分ルールで仕事と向き合うようになりました。それは一定の期間、例えば1週間という単位で期待レベルを達成していたら良しというルールです。

速度15km/hの自転車でのんびりそよ風を楽しみたい月曜日に、一気に速度100km/hに加速できるスポーツカーに乗らなくても良い。緩めたいときには緩めて、締めるときには締める。そうして1週間トータルで見て、60km/hで着実に目的地に近づけていたら良いのです。

かく言う私も今は幸いにも業務の大半を自分でコントロールできる状態にあるのでこうしたことが実現できるのですが、組織人である以上は基本的には自分の思う通りのペースで物事は進まないものだと思っています。

でも今や一つの会社で永久に働く時代ではありませんし、目の前ではコロナウイルスの影響もあって在宅勤務の活用も多少は進んできています。新人であろうがベテランであろうが、しっかりとセルフコントロールをする力が益々求められてきているのに違いないのです。

そんな時代であるからこそ、ぜひ程よいサボり力を身につけ、自分に見合った業務量とペースをつかんで、自分の価値提供できる場所を複数見つけていけたらいいなと思います。

それさえできれば、これからってすごくいい時代。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?