見出し画像

子どもたちと夏休みをうんざりするほど楽しみたい

ちょうど世間では夏休みが終わったタイミングで、何を言ってるんだ?と思われたかもしれません。

母になって約2年。その間仕事復帰していないので、ある意味ではずっと夏休みを過ごしているとも言えるのですが、私はこの夏改めて「(将来的に)子どもたちと思う存分(うんざりするほど)楽しみたい」と感じました。言い方を換えると、それだけたくさん夏休みが確保できる自由な働き方にシフトしたいのです。

いわゆる小1の壁問題で「子どもにおかえりが言える環境にしたい」というのは、わりとよく聞きます。私はそれに加えて、学校の長期休みは存分に子どもも大人も休める環境を整えるのが理想です。

現職(育休中)はメーカー勤務の会社員なので、このまま復帰すれば、制度上は時短勤務が小学校いっぱいは取れる&少なくとも週の半分はリモート可能なので、子どもが帰宅する時間に家にいることは毎日ではなくても可能な見込みです。

でも、まとまった夏休みは土日込みでせいぜい10日+単発の休みを細々が現実的なレベル。実際は時短復帰してもフルタイムのメンバーと職務に違いがある訳ではないので、業務負荷的には自分だけがさらに長く休むと調整&キャッチアップのハードルが高いのが実情。

一方、私の母は主に専業主婦だったので、私の子どもの頃の夏休みは純粋にたっぷり休み遊ぶだけのものでした。

早起きしてラジオ体操
学校のプール
地域の夏祭り
近所の幼馴染と夜に花火
祖父母や従姉妹の家に長期でお泊まり
家族旅行
ガールスカウトのキャンプ

上記のような夏休み特有のイベント以外は、友だちと遊んだり、図書館に行ったり、家で好きなだけ本を読みのんびり過ごしたりと、自由に時間を使い文字通りよく休んだ記憶があります。

たしかに母は毎日のお昼ごはんの準備が大変だとぼやいていましたが、子どもである私はただ毎日楽しく過ごし、夏休みの終わりには新学期が楽しみに感じていました。これはたくさん休んで充電出来たからだったと思います。

自分が親になってみると、いかにこの環境がありがたかったのか身にしみ、出来れば我が子にも自由な夏休みを過ごせる環境を作ってあげたいと考えてしまうのです。

現代の子どもたちは、そもそも私が子どもだった時代とは異なり、共働き両親が増えたこともあり、学童保育等や習い事で長期休みを乗り切るパターンも多いと思います。

そうした場でのプログラムはとても充実していて、きっと興味に合う内容であれば楽しく過ごすことが出来ると思うし、学校ではない人間関係の広がりもあり、ポジティブな面がたくさんあるでしょう。子どもを預けることに対してもちろん否定的ではありません。

ただ、子どもにも何の予定にも縛られずに、ひたすら自由に過ごし、好きなことだけに没頭する時間を与えたいのです。暇な時間を楽しめるということは、自分でやりたいことを見つけて楽しめるということ。人生において最も大切なスキルのひとつだと思うのです。

忙しい現代では暇な時間を見つけることすら難しい。だからせめて長期休みは思う存分自由な時間を過ごさせたい。親がもう学校始まってくれー!とうんざりするくらいに。(実際その立場になると、1週間ももたなかったりして。笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?