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銀をおいてミャンマー料理


商店街に足を踏み入れると、昔懐かしい雰囲気とともに店々の活気が感じられる。どこか安心感を覚えるこの場所で、今日は初めてのミャンマー料理に挑戦することにした。注文したカレーセットは、スパイスの香りが立ち上り、食欲をそそる。最初の一口を口に運ぶと、辛さとともに深い旨味が広がり、そのバランスに驚いた。柔らかな鶏肉とスパイスが、暑さにぴったりだ。

隣のテーブルでは、常連客らしき年配のご夫婦が楽しげに話している。聞こえてくるのは、日々の出来事や商店街のニュース。彼らの笑顔を見ていると、この場所が多くの人々にとってどれほど大切な存在かが伝わってくる。

食事を終え、店を出ると、外の眩しい日差しが再び迎えてくれた。銀が待っている家に帰る前に、少しだけ商店街を散策しよう。コーヒーの香りがただようカフェや手作りの雑貨店を覗きながら、次回はどのお店に立ち寄ろうかと考える。こうして心に余裕を持つ時間が、日常の喧騒から一時的に解放してくれるのだ。

この一日が、また新たな思い出として心に刻まれる。愛猫の銀がお散歩できたら、スパイスの香りをすんと嗅ぐにちがいない。


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