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mojoプロジェクトに期待する声【7200文字の熱量を感じてください】

クラウドファンディング公開から3日が経ちました。

現在、100名近い方に104,5万円のご支援をいただきました。
本当にありがとうございます!



今日のnoteは、mojoプロジェクトのアンバサダーさんにご協力いただいた「応援メッセージ」のご紹介です。

先日、急遽、アンバサダーさんに、「mojoプロジェクトに期待すること」のコメントを依頼したところ、なんと5日間で7200字を超えるメッセージが集まりました!ありがとうございます!!

当事者の方々のリアルな実体験や、それを踏まえた企業社会に対する思いなど、熱く語っていただいています。

「なんとしてでも、このプロジェクトを成功させなければならない。」
1つ1つを読んでいると、そんな強い使命感が湧いてくるnoteです。

少し長いですが、どうか目を通していただきたいです!!


小鳥遊さん

mojoプロジェクトに期待すること、それは「抽象的ではなく、具体的なレベルまで落とし込んだ発達障害への理解」です。

自分は就労移行支援事業所で外部講師をやっております。事業所を卒業(=就職)してゆく利用者様を見ると、殆どの方々が入所時よりも明らかに「違って」います。就労のためのトレーニングを積んでスキルを身に付けているのです。世の就労移行支援事業所の職員の方々は、利用者様を就労できる状態にもっていくため手を尽くしてプログラムを考え、実行しています。

当事者側も「職場でやっていけるマインドセットやスキル」を身に付けます。であれば、企業側もそれ相応の「歩み寄り」があってもおかしくはないはずです。企業が当事者従業員へ行なう「合理的配慮義務」はありますが、果たしてそれは具体的に機能しているかというと、なかなか難しい現場が多いのではないでしょうか。

とは言え、企業側が当事者のことを知るのは、なかなか難しいです。採用担当者だけが「発達障害とは何か」を知っていればいいというわけではありません。その(発達)障害当事者と直接仕事を一緒にする方々まで知っていないと、なかなかうまくいかないのではないかと思います。しかし現状は、発達障害に興味がある人がたまたま上司だった、同僚だった、という宝くじに当たるかの不確実性がつきまといます。

そこで、「企業からの歩み寄り」の一策として、mojoプロジェクトがあると考えます。当事者発のものであることで、より確実で具体的な「合理的配慮」が生まれるような研修になり、ただ単に「発達障害研修をした」という既成事実のみにとどまらないものになることを期待しつつ、mojoプロジェクトを応援していきたいと思います。


みかぽんさん

「どんな人でも力を発揮でき、働きやすい社会に。」
私がmojoプロジェクトを推している理由は2つあります。

まず、支援が必要な大人についてです。
私は現在小学校で働いており、特別支援学級を担当しています。学校は支援のある子供たちについて考え、支援する環境を整える機能があります。

私自身はADHDの診断を受けています。
若い時は、物の整理や分類ができなくて、机が山のようになり、苦労しました。
現在は特に支援をしてもらうことはなく、多動という特性の良さを活かして仕事をさせていただいてます。しかし、職員室を見渡すと、支援が必要そうな教員もいるように感じます。

学校という組織は、子供たちの発達に関してはすぐに対応しますが、大人に対してはすぐに対応することなく、「仕事ができない先生」として、彼らの良さを活かせずにいます。
そう言った先生方も居心地良く、良さを活かして仕事ができるといいなと思っています。

また、「障害をもつ子どもたちが企業で力を発揮するために必要な資質」についてです。
学校が障害をもつ子供たちにつけている力が、本当に企業側として欲しい力なのか、すり合わせをし、教育活動にも還元させていただきたいと考えています。
mojoプロジェクトは全ての人が力を発揮し、より良い社会を築いていける力を持っていると思います。私はこれからも応援していきます。


AB蔵さん

mojoプロジェクトは「企業にとっても」「当事者にとっても」大きなメリットをもたらす機会であると、私は考えています。

企業にとって、発達障害を”正しく”理解することはメリットしかないです。
なぜなら、発達障害を理解されないことで起こる企業と当事者のミスマッチ
単なる当事者の定着や活用といった目先の課題の解決につながるだけではな
長期的には企業風土の変革や実態を伴ったSDGsへの貢献に繋がるか
らです。
当事者が職場に長期的に定着し能力を発揮していくには、当事者ー企業(経
適切なコミュニケーションが必要です。場合によっては業務支援/人員配置/業
こともあるでしょう。
ただ、これらは全て「人の個性はみな違っている」という考え方が前提として必要です。
個性は、当事者であっても、定型発達者(とあえて表現します)であっても、異なります。
個性を理解することを組織的に行えば、全ての人が力を発揮して働きやすい環境を構築することに繋がり、長期的な企業価値の向上に寄与していくものと私は考えています。

ではなぜ私がそう考えるかというと、あくまで私見ですが、当事者として就労に苦労してきた経験があるからです。

当事者として、mojoプロジェクトによって当事者にも大きなメリットがもたらされると確信しています。
私は学卒後、二度の転職をはさみつつ金融機関でのクローズ就労を約10年間続けてきました
金融機関では発達特性が似ている人がおらず、自己開示を行っても周囲の理解を得られるとは到底思えなかったことから、仕事上で起こるミスマッチを自らの努力によって時間をかけて消化するしかありませんでした。
同僚から一足遅れてようやく組織に貢献できるようになってきたと自負していますが、これはたまたま運よく私にとってパフォーマンスを発揮しやすい環境と上司に巡り合えたからです。
運が悪ければ今でも引続き合わない環境や上司の元、苦しんでいたでしょう。
当時者の就労の安定やパフォーマンスの発揮は、個人の努力に依拠する側面が大きすぎます。
mojoプロジェクトを通じて人の多様性への理解が浸透すれば、「運要素」の
ハッピーになる当事者は必ず増えていくものと確信
しています。
長くなりましたが、信頼する岩切さん渡辺さんが動かすmojoプロジェクトなので、間違いないです!!
微力ではありますが、心の底から応援しています!!


けいた

mojoプロジェクトに期待していること
私たち当事者が思っている「素直な気持ち」を伝える機会はなかなかなく、しかもそれを企業に向けて伝えてくれるものが出来たなんて…ただただ嬉しいです。
どんな小さな「素直な気持ち」でも、大切に、この世に届けてくれることに期待をしています。
小さなことは無駄ではないよと教えてくださったお2人だから…強く信じることが出来るのです。


yu-kaさん

私がmojoプロジェクトに期待することは「発達障害当事者・共に働く方、双方の不安が減り、知識があれば防げるであろうミスマッチや退職が減ること」です。

私自身はADHD当事者として、主に地域・学校向けに、発達障害に関する自作曲を用いた講演の機会をいただいています

当事者としての葛藤・気持ちが伝わったとお声をいただく中でも、
「働く」というフェーズで最も発達障害が障壁になりやすいという課題感があり、企業向けの研修は必要不可欠だと数年前から感じていました

そんな矢先、岩切さんと渡辺さんが「発達障害の人が働きやすい会社を増やすための企業研修」を行うmojoプロジェクトを立ち上げてくださったこと。とてつもない行動力を尊敬すると共に大きな希望を感じました。

少し自分の話をしますと、私も働くことに何度も躓いた経験があります

現在の複業先は、一人ひとりの得意不得意を見極め、業務の割り振り・特性に合った具体的な指示をいただける環境で、成果を上げやすくなりました。

一方で新卒の職場では、自分の工夫のみで特性の困りごとを乗り切ろうとしましたが、限界を感じて鬱に。その後、思い切って特性の開示を決意するも当時伝え方が未熟でした。
「助けたいけど、どうすれば良いか分からず葛藤があった」と退職後に再会したときに、上司が言葉をかけてくださいました

きっと、当事者と職場で接しながら同じように思ってくださっている上司・管理職の方は多いのではないかと思います。

目に見えない発達障害は、周りの方にとっての理解はもちろん、当事者の自己理解・伝え方の精度を上げることも難しく時間がかかるケースが多いと感じます。

だからこそ、通訳のように架け橋になってくださるmojoの研修はとても意義があると思います。当事者としての実体験を踏まえた上で「どのような声がけ・対応が適切か」を伝えてくださることも魅力的です。

「発達障害の傾向のある人の困りごとは、そのほかの多くの方と地続き」
「特性が正しく理解される環境をつくることは、企業にとって、そのまま利益につながる」
という文章に心から共感しました。

発達障害を持つ方を活かしきれていないことによる1.7兆円の労働機会損失がある現状にアプローチすることで、日本経済・企業・当事者の三方良しになること間違いなし!

何より、熱い想いで何年も発達障害について発信をしてくださっている岩切さん、渡辺さんお二人が立ち上げられるプロジェクトだからこそ、心から応
援させたいただきたいです!


ぷーたろうさん

最近転職をしました。自分も初めて障害者雇用で働いています。企業としても初めての障害者雇用でした。
そして自分が働く部署のテーマは「ゴキゲンに働く」ということで、発達障害を持つ人たちがゴキゲンに働く社会を作ることに少しでも協力したいと思ったため。
けんちゃん!すいみーさん!
がんばれ!いっしょにがんばろうね!ください。


走れキウイさん

働き始めてから困りごとが生じ、発達障害と診断された。そんな当事者も多いと思います。
「職場」は発達障害者にとっては付き合い方の難しいものに感じられ、当事者も職場の方も互いに苦悩している例もあるようです。
それは当事者と周囲の方はもちろん、組織にとっても社会にとっても悲しいことに思えます。

これを魔法のようにパッと解決することは難しいかもしれません。
しかし、声掛けひとつ職場環境の変化ひとつで「出来ない」が「出来る」に変わるかもしれない、当事者が戦力として活躍できるかもしれない、私は当事者としてそのような変化が訪れることを強く願っています

mojoプロジェクトには当事者発の企業向け研修という点で期待を寄せています。
主宰のお二人は多くの発達障害当事者の意見を取り入れようと活動されています。
きっと企業の皆様のお役に立つような提案がなされることでしょう。
mojoプロジェクトが「企業も、発達障害者も、日本経済も、みんなが幸せになる社会」への架け橋となってくれることを願い、今後もいち当事者として応援しています。


いっちーさん

ニューロダイバーシティの実現その推進をするmojoプロジェクトは、人間理解を前進させる一歩になると信じています。

自分もADHDとして、乱雑で衝動的で、時間にルーズで物事を完遂できない自分がダメな奴だと思って生きてきました。
ADHDという概念を知ってから、自分が悪いからじゃないと知ったことで、自分の中の世界が一変し、そこからは衝動性を活かして来れたように思います。

そんな中、発達障害を取り巻く考え方や理解、適切な環境設定などが進んでいないこと。集団行動の中で、これらを伝えることの困難さを感じました。

人は完璧では無いし、個々人の得意不得意はあると思います。本来であれば、相互に強みや弱みを理解し合い補い合うことが出来ればいいと思うのですが、それが難しい。もしくは出来ないことがある。

僕自身は運良く支援を受けずに働いてきましたが、それでももっとパフォーマンスを出すことができる環境作りができると思っていますし、何より運に左右されるのは納得が出来ない。

私自身、そんな思いでニューロダイバーシティ社会の実現を目指し新しい事業を始めたいと思っています。

目指す未来は一緒だと思っていますし、mojoプロジェクトは運を運のままにさせないための活動であり、発達障害をもつ人々だけでなく、日本経済に貢献するプロジェクトなんだと捉えています。

既に行動されているお二人を心から応援したいと思いますし、お二人から刺激を受け、自分自身も頑張っていきたいと思います。

ニューロダイバーシティな社会、実現させましょう!


はなたびライラックさん

特性を持ちつつ、定型社会で必死に生き抜こうと努力を重ねる当事者は多くいます。
心身ボロボロになりながら、わずかな可能性を信じ、血のにじむ努力を日々続ける当事者、悔し涙をたくさん流しながらも、定型社会に何とか食らいつく当事者、、、
私も今まで多くの回り道をし、たくさんの悔しい思いをし、色々なものを犠牲にしてここまでたどり着きました。

mojoプロジェクトは、このような「人知れぬ努力をする当事者」の、「人知れぬ努力をする当事者」による、「人知れぬ努力をする当事者」のための、新しいプロジェクトです。

お二人とも、今まで数えきれない努力を重ね、たくさんの悔し涙を流してこられました。だからこそ、熱いハングリー精神を持ってこのプロジェクトを進められています。熱い思いという意味では、私たちアンバサダーも同じです。

~悔しさは、未来の翼に変わるはず~
私たちアンバサダー一同、このような人知れぬ努力を続ける当事者のために、動き続けています。
何か定型社会でつらいことや苦しいことがあったとき、私たちアンバサダーの存在を思い出し、前向きに生き抜くエネルギーとしていただけると幸いです。


さんぽさん

「特性に合う業務は、この職場にも会社にもないです。実力に合った、別の会社を行く手もあるんじゃないかな」。復職して、障がいをオープンにしてからの半年間、ことあるごとに職場から言われてきた言葉です。
職場も暗中模索だったのだと思います。
それでも、言葉に傷つき、意欲も自信も失い、職場からの働きかけに応えるように退職しました。

そこでmojoプロジェクトに出会いました。渡辺さんには、「5年間も一つの企業にいられたなんて、長い方ですよ」とお声がけいただきました。私よりはるかに厳しい状況に追い込まれる人が当たり前になっている現状におののきました。

職場の配慮の方向性は合っているのか、実際に業務をともに進めていくときにどうやって連携していけば良いのか。上司や人事の方々で、そんな場面に遭遇した方はもちろん、マネージャーになりたての方にもぜひ受講いただきたい研修です。


ぽんこつぽん子さん

小さい頃から何を話してもクスクス笑われ「変な子」と言われる子供でした。
どうしたらみんなと同じになれるのか考えて考えて、行動して…30年。
笑われずに生きられるようにはなりました。周りが求める言動も大体わかるようにはなりました。
でもそれと引き換えに自分が何を食べたいのか、何が好きかもわからなくなり、これは一体誰の人生なのかとボロボロになっていきました。
インターネットでADHDと検索してパッと出てくる症状で困っているだけじゃなく、それを隠そうとして「自分を消す」という履歴書にかけない努力をして益々一人で抱え込む、私みたいな障害者もいます。
障害者に見えないとよく言われるのは「自分のまま」で生きてはいけないとずっと思って自分を消してきたからです。
そんな私が自分自身と向き合う時間を作り、最後と思って選んだのは障害をオープンにして働くことでした。そして少しずつですがやっと今が変わってき始めました。変だと言われていた意見を「必要」と言ってくれた今の職場にいられること、自分が自分のままでいてもいいんだと思えること、とてもありがたいと思っています
それでも細かい特性が伝わらなかったり、うまくいかないことは今でもあります。オープンにしたことで聞きたくないことを言われることもありました。
でも、若い人たちには苦労せず自分を消さず、自分のままで生きてほしいですそれは企業の成長にも不可欠なものではないでしょうか

mojoはそれを実現するための活動だと思っています。応援はもちろん、自分ができることは協力させていただきたいです。


ふじこさん

私は、発達障害がある子ども達が、社会の中で自分らしく幸せに過ごせるようサポートする仕事をしています
日々子ども達の成長を感じる一方で、親御様からは「子どもの将来が不安」と常に相談を受けます。
「今はサポートがあるからいいけど、大人になったらそうはいかない」と感じている親御様は少なくありません。
時に、親御様がその不安を「社会はそんなに甘くない」「このままでは大人になって通用しない」と子ども達にぶつけてしまうケースもあります。

確かに社会は厳しい。
ただ、それで割り切ってしまって本当にいいのか?と思っていた時に出会ったのが【mojoプロジェクト】でした。
mojoの活動は、子ども達の将来の『希望』にもなると確信しています。
子ども達が大人になった時、より生きやすく、働きやすい世の中になりますように

非当事者としても、いち支援者としても、mojoプロジェクトを心から応援しています。


まさよさん

会社にはよくしてもらっていると思っています。
病休して、育休取って、特性もオープンにしても、なお、僕のことを諦めずに雇用し続けてくれているのです。
しかし忘れられない言葉は「あなたには向いている仕事が別にあるのではない?」と言われたこと。
僕は僕がここでやりたいことをやるために頑張ってきだと思っていたけれど、それは上司から見たら少し厄介なことだったようです。

mojoプロジェクトはそんな小さなすれ違いで起きる、大きな心の負担を減らしてくれる。そんな場になってくれると信じています。
なので僕たちの次の世代が自分らしさを失わずに社会で活躍できるように応援しております。


きたさん

現在、クローズで就労していますが、以前、直属の上司に相談したときは、発達障害であることを全く理解されず甘えのように受け取られ、以来、職場では発達障害のことは話さず、何とか日々の業務をこなしています
しかし、もし、mojoプロジェクトのような研修が職場であり、職場にもっと発達障害への理解があれば、その上司も違う反応になっていたかもしれません。
少なくとも、必死の思いで相談した当事者の想いが踏みにじられるようなことがないような職場環境づくり、mojoプロジェクトがそうしたことに繋がっていけばいいなと思います。


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