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さくらももこさんから学ぶ自分を発信するということ

※こちらのブログは、2020年3月3日にわいざんのRadiotalk【聴くだけでわかるSNS活用トーク】で放送されたものの文字起こしです。


はい、こんばんは。わいざんです。

広島県でマーケティングのお仕事をしたり、DJ活動をしたり、オンラインサロンの運営をしています。

今日はですね、SNSでは自分のそのまま思ってることを堂々と発信するということが大事だなって改めて思うんですよね。

僕も常日頃から、SNSでは自分を表現しようと思っていて、それはフォロワーの数なんかじゃなくて、人の目を気にせずにSNSの需要みたいなものに合わせるのでもなく、自分の思うことを発信しようっていう風に、自分に言い聞かせるかのように言ってることなんですけど、やはりこれが非常に難しいことなんですよね。

人の目を完全に気にするなっていうのはやっぱり無理な話で、見られる人が多くなればなるほど無意識にその影響をどれだけつっぱねてもやっぱり受けるっていうことは、これはもう受け入れた方がいいと思うんですよね。

で、受け入れた上でどういう発信をしていくか、自分の表現をどうしていくかが大事なのかと思うんですけど、僕はこのちょっとでも自分の発信に違和感、

世の中に合わせてるな とか ウケを狙ってるな とか タイムラインの潮目を読んでどういうことを発信したら反応があるのかな っていう風に、少しでも自分が傾いてるなというようなのを感じたときに、いろいろリハビリ方法があるんですけど、その中の1つに

さくらももこさんのエッセイを読む

っていうのがあるんですよ。

さくらももこさん。まぁ残念ながらですね、ご存知の方のも多いと思いますが、もうお亡くなりになってしまって新しい作品を読むことが出来ないんですけど、ちびまる子ちゃんですよね。代表的な作品は。

僕はこのさくらももこさんの作品がものすごく好きで、何がいいかって、見事なまでに自分の思考を垂れ流しているっていうところなんですよ。

今日、ひとりずもう っていうさくらももこさんの青春をテーマにしたエッセイがあって、それを久しぶりに読んでたんです。

青春時代のさくらももこさんがまだ漫画家になる前、子供時代から、中学、高校、短大という風に成長していくにつれて、どんなふうに漫画家になりたいと思ってそれを目指していったか、っていうところが描かれているんですけど、まぁだいぶしょうもないんですよね。なにかこう役に立つとか、すごくいいこと言っているとかそういうことではなくて、ただただくだらないんですよ。

例えばね、初恋のシーンがあるんですけど、さくらももこさんは異性を意識するのが遅かったので、異性が気になり始めた時に、クラスメイトからいろいろ紹介を受けるんですけど、まぁガサツな男とかちょっとワルそうな男とかそういうのを紹介されるのがすごくイヤで、どこかに好青年はいないのかなって、すごく探して回るんです。そしたらあるとき学校の帰り道に自転車で走ってる好青年を見かけて一目惚れ、恋に落ちてしまうんですよね。

ただ、そこからなんですよね。ここまでなら結構よくある青春時代だと思うんですけど、そこでさくらももこさんが脳内を垂れ流していくんですよ。それは、

自分と好青年は釣り合うわけないと。
自分は八百屋に生まれて、お父さんお母さんもその辺の庶民みたいなカンジだし、おしゃれさが全然ないと。
どう見ても彼の家はお金持ちに見えるし、そんなんだったら付き合うどころか、もう自分のことなんか視界にも入らないんじゃないか みたいなよくわからないネガティブな思考に入っていくんですよね。

で、最終的には毎晩毎晩お星さまに向かって

あの彼が実は貧乏でありますように

っていうとんでもない願い事をするわけですよ。一目惚れした人が貧乏でありますように って祈る初恋って結構すごくないですか。

でもそれって結局は自信のなさから現れているっていう、黒い気持ちってある意味自分の中で芽生えても否定してしまいそうなものだけど、さくらももこさんはそれをそのまま書いちゃうんですよね。

なので、ブラックとか言われるエッセイもあるんですけど、でも誰もが人間ってそういうことって思ったりすると思うんですよ。
ちょっとよくわからないネガティブに入ったりとか、ただそれってなかなか言えない。恥ずかしいし、なんかそれを自分で認めるのも辛いところがあるし。
ただ、それをエッセイとして書いちゃうっていうところがすごく面白いところだと思うんですよね。

結局、僕がさくらももこさんのエッセイを読んでて思うのが、飾らない人のホンネってどんな人のでも面白いんですよね。ただ、それをどっかで守ったり、ちょっとカッコつけたり、何か役に立つことを言っちゃったり、みたいなことをしてしまうがゆえに、本当の自分の文章じゃなくなってしまうことがほとんどで、そうなると途端に面白くなくなっちゃうんだろうなって思うんですよ。

僕もまだ飾ってしまうこととか、ちょっとカッコつけた言い回しにしてしまうこととかやっぱあって、こんな自分のくだらないこととか書いてて誰か面白いのかなとかって思うこともあるんですけど、そのたびにさくらももこさんのエッセイの内容も思い出して、もちろん伝えるテクニックとかセンスとかはもちろんあるのは間違いないんですけど、ただ、本質のところは 人の飾らない思考って本当におもしろいな っていうところにあると思うんですよね。表現の技術とかはあれど。

ただ、それを出せるかどうかってのは結構大事なことかなと思ってて、SNSっていうのは表面的なイイねとかを気にするよりも、あくまで自己表現ていうところ、ここを忘れたくないなぁっていうのを改めて思いました。

やっぱりSNSっていうのは自分らしさを発信することが大事だと思うので、そこを目指していけばいいんじゃないかなという風に思います。

はい。というわけで今日はここまでです。最後まで聞いてくれてありがとうございました。わいざんでした。

✳︎この文字起こしがおもしろかった人は…
▼聴くだけでわかるSNS活用トーク
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