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フリーランス廃業率5年で80%(驚愕っ!)継続するために大切なこと。

コロナの影響もあってか、ここにきてフリーランスという働き方に注目が集まっています。私がはじめた音声配信stand fmで発信されている方のプロフィールを覗かせてもらっても「自分らしく働きたい」「働き方変えたい」「フリーランスになるために準備中」などという言葉が大変多くみられます。

時代の流れを感じますね~。

私は大学卒業後、少しの期間公立中学校の教職として働き、その後英会話スクール(営業)を経て、途中派遣社員として建築会社の事務職を経験し、現在はフリーランスの書家として活動(15年目)しています。

色々な働き方を経験してきた私が感じ、
そしてフリーランスとして働いている中で、
これは大切だ!と感じていることについて書きたいと思います。

判断と選択の連続

私たちの暮らしは細かく見ていくと、
全て「判断と選択」の積み重ねでできていますが、
フリーランスという働きかたは、
まさに「自分で判断、そして選択ができないと何も動かない」という事態になります。

会社員として働いていたときは、
とりあえず何時までに出社とか、
休みはいつかとか、
どんな仕事をするか…など、多少自分での選択の余地はあったとしても、
自分が判断、選択せずとも決められていくことも多くあって、
自分だけではどうしようもないことも沢山ありました。
なので、それほど「一つ一つ自分で判断と選択を繰り返して創り上げていく」感覚は強くありませんでした。

ただ、フリーランスとして働き始めてからは、
判断と選択をやめた瞬間、自分の活動は全て停止状態になるので
基本的にいつでも「判断、選択」を繰り返すことになります。

逆をいうと、これを「繰り返さないといけない」という状況があるおかげで、
一つ一つを自分が創っていって未来が描かれる!ということが実感と体感としてわかる面白さがあります。

ただその「判断、選択」の際に大切にしたいこと、
それは「自分軸で判断と選択をできているか」ということです。

判断、選択するのも自分なら、
それを実行して結果に繋げていくのも「自分」なので、
自分の意に反した判断をしたり選択をした場合、
自分の意に背くことを結果まで見届けなければいけないという、
ちょっと地獄のような流れが自然に出来上がります。(笑)

そこで私が大切にしていることは

今の自分は現状をどう感じていて、
この先どうありたいと思っているのか?

ということを、定期的にちょこちょこ確認しながら進める…ということです。

ただ難しいのは「自分の本音」引き出すことって案外難しい。

「これはこう考えた方がいいんだろうな」とか
「この仕事は取りたいから…まあこっちを選択しておこうか」とか
「相手はこっちを望んでそうだから…」とか…

もちろんどれも時には必要な判断要素です。
だけど、どれにも共通しているのは「自分の本音、自分軸」ではなく外部、または他者軸から判断と選択をしようとしているという点。

自分の心の中っていうのは、
自分のものなのに、かなり不安定で
すぐにするりと自分軸から他人軸に変わってしまっていたりするんですよね。しかもしれ〜っと、静かに、気付かれないように(自分にww)。


自覚して「今は私が望んでいる方向ではないけど、あえて選択してみる!」とかいうふうに「本人が自覚しての判断、選択」であれば、
それが他人軸であっても後々拗れづらいと思うのですが、無自覚のままっていうのが一番タチが悪いのです。

無自覚症状コロナのように・・・

もれなく私もこの「無自覚からの他人軸採用、地獄行き」を経験した時期が何度かありまして、
もはや「仕事は修行だ、修行だ!」と滝行でもしているのか、自分?

という状況になりました。

その時に共通していたのは、

今の自分は現状をどう感じていて、
この先どうありたいと思っているのか?

を確認せずに日々を過ごしていたことです。
これはいわゆる「内省(ないせい)」ですが、
外に外にとパワーを使うときほど、
これが大切になってきます。

そこで私が考えた「自分の内側を確認する方法」が

今の自分の気持ちを
「漢字一文字に置き換える」

という方法です。
イメージとしては年末の清水寺「今年の一文字」が近いです。

ただ、あちらのイベントは「過去を振り返って文字で表現」ですが、
私がやっているのは「自分の現在、そして未来を想像して文字に置き換える」ということです。

一文字じゃ言い切れないよ・・・

そう、その「言い切れない」ところがポイントなんです。

自分の気持は一言では言い切れない。
そしてどんどん変わっていく。

あえて余裕をもたせておくことで、変化する余白を用意する感じです。

ちなみに私は今の気持ちとして「守」の文字を選びました。

最近「自分のオリジナルもいいけど、守破離でいう【守】部分をもう少し丁寧になってみてもいいかもしれない」と感じているからです。

それで、自分が選んだ文字に対して
客観的な視点も加えたいときに使うのが「漢和辞典」

漢字はそれ一文字でも意味やイメージを伝えますが、
他の文字と組み合わせると、また少し違ったイメージや意味に変化するという面白い性質をもっているので、それをうまく使うのです。

詳しくはこちらの配信で・・・

お片付けのこんまりさんの旦那様・川原卓巳さんが最近色々な媒体に登場されていますが、まさに「自分らしさ」や「自分軸」を中心にお話を展開されていますね。

私は友人がすごく少ない方だと思うのですが、
その少ない友人らのほとんどがフリーランスで活躍しています。
そして彼、彼女たちに共通している点は、
この記事でも書いたように、常に「内省」をし、
自分がどっちの方向に向いているか自覚しながら暮らしていることと、
色々なことに対して「自分視点」での意見があるから
なんの話をしていても楽しすぎる!という点です。

私達人間には「自分がしらなかったことを知ることができる」ことは
生まれた瞬間から本能的欲求として備わっていますからね。

日本でもどんどん自分視点で考えて、
考え方を共有してくれる人が増えたら、
も〜最高★



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