凄いものを観た.映画『TENET』感想

映画館で『TENET』観てきました.


凄かった.

そんで難しかった.

元々難解な映画だということはTwitterなどでうっすら聞いていたんで身構えていたんですけど,なんとなくの全体の流れは観ながらでも掴めたのでかなり楽しめました.

それにしてもノーラン監督は一体何食べたらあんな複雑なストーリーを考えられるんですかねほんとに.ストーリーに伴って発生する現象を圧倒的なクオリティで魅せてくる映像も最高でした.本作では所謂巻き戻し的な表現がかなり多いです.当然それはCGでないと再現できないものなのですが,もう完全に実写としか思えないほど精密ではぁ~すっご…以外の感想が出てこないです.たぶんこれは私の語彙力不足のせい.

ネタバレしちゃうのが怖いのでストーリーは観てからのお楽しみということで……原題『TENET』は主義/教義という意味で単語のスペルが回文になっているのですが,ストーリーが進む中で時間の進行と逆行が回りまわってゆく感じが完全にそれなんですよね(???)

劇中の音楽も心臓に負担をかけてくる不穏な感じ&重厚感満載でかなり好きなタイプでした.

本編が151分と長めなので一度腰を据えてじっくり観るにはとてもいい作品だなと思いました.事前にトイレなどお忘れなく.


あとエリザベス・デビッキ様が美しすぎる.GoTG Vol.2の金箔高飛車女王しか知らなかった私にとってはそのギャップも込みで圧倒的でした.最高.

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