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キントーンで簡単改善(パート1)

みなさん、kintoneで業務改善してますか?
どこからはじめたらいいか迷いませんか?

分からないから、難しく考えすぎちゃって何も実現できていない!ということが僕が見ているなかで結構あって、もっと気楽に活動できるんじゃないかなと思っています。

この記事は、業務をkintoneで改善する、
その始まりのとき有効な考え方について、
シンプルにまとめてみようという試みです!

どこをどう改善するか

kintoneでやってみようと思う。でもどこを狙おうか。
営業の案件管理。でもkintoneでできるの?
在庫管理業務。なんだか難しそう。
日報。・・・いいかも。でも効果が薄いのでは?

って考えませんか? 僕は考えています・・・。

kintoneやってみたい(実業務に適用してみたい)けど、どこから始めたらいいかわからない。

どの業務を狙い撃つ?

まずはマインドを確認

kintoneを「検討しています」という方は考え方がまずいので変えてもらいと思っています。

僕のおすすめはkintoneですけれども、べつに業務改善をkintoneでやる必要はないです。ほかにもクラウドサービスはありますからね。何かあるならそれを使えばいいし、ないならkintoneがいい製品です。

最悪なのは「検討」することです。「検討」している時間は何もしていません。経費を垂れ流しているだけです。考えないほうがましです。

ぼくらが考える時間は無料なのか?

システムを設計して「発注」していた頃は、構築したシステムがあとになって使えないということがあり、慎重に機能を見積り、業務に合意をとり、予算を計上して、というステップを踏む必要がありました。

しかしローコードのツールを導入したら、もう現場で開発できてしまうので、見積という行為に意味がないです。わざわざ業務領域を狭めて考える必要がないからです。

なので、「とりあえずkintoneは導入して、要らなさそうなら捨てましょう」がおすすめです。30日間無料ですしね!

先に進もう

粒度の問題

よく「案件管理」とか「在庫管理」とか「生産管理」とか、kintoneでやりたいんですって話があります。そこまでは「やりましょう!」という感じなのですが、このままだとシステムツールで何かをするにはちょっと粒度が大きすぎる

業務改善として最初から「○○管理」という対象をとるのはたいへんです。

体を鍛えるか、岩を砕いておきたい。
  • いまどういう状態で、どういう問題があり

  • それをどういう状態にしたくて

  • それにツールがどう使えるか

という3つがシステム化には必要なんですが、とりあえず考え始めると難しいので、そういうことを考えることはやめましょう

単純に粒度を落とすだけで、割とうまくいきます。

つまり、「在庫管理」を分解すると「入庫作業」「出庫作業」「在庫数の確認業務」「棚卸作業」etc…のように、「○○管理」じゃなくて「○○業務」とか「○○作業」という名前に分解できるので、それをやります。

砕いて扱いやすくする

そうすると、「この業務ならこうしたいよね」と思いますよね。その思いがシステム化の当面の目標になります。

具体的にどこを狙うか

さあ、ツールを導入した。考え方も整理した。
じゃあ、どこを狙って改善しましょうか?
いちばん簡単に効果が出る場所は3つあると僕は考えています。

  • 二人以上での業務

  • 複数人で実施している同一の業務

  • 転記している業務

いまやっている業務でどれかに該当したら、
これらはホントにねらい目です!

逆に危ないものがあります。

  • 他システムに改修が必要な構成

  • 社外の人物との業務

  • プロトタイプ運用ができないもの

これらは活動に悪影響を与える可能性があります。

やらないほうがいいわけではないです! 大きな効果を生む可能性はあります。やるとしたら・・・覚悟が必要って感じです。

思ったより長くなってきたので、次の記事にて、細かくどういったものが該当するか見ていきたいと思います。

つづき!

この記事は以上です。お読みいただきありがとうございます!





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