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ひとり暮らしと保護猫、保護犬


私は将来的に猫か犬を飼いたいと思っています。


将来的にとは言っても、もう52歳なので、そう遠くない将来です。

故郷の札幌に戻って、移動が少ない生活を整えてお迎えできればな、と考えているのです。


生体の展示販売には最近疑問がありますし、犬猫のお役に立てればと思うので、保護猫、保護犬がいいと思っています。


が、ひとり暮らしの人間には譲渡しないという保護団体さんがほとんどなのです。


確かに、ひとり暮らしとなると、万が一何かあったときにお迎えした子をどうするかという問題もあります。

飼いきれなくて飼育放棄を起こしやすいのもひとり暮らしなのでしょう。


ですが、譲渡先に高すぎるハードルを課すことは、犬猫さんの行く先を限定することにつながり、保護猫保護犬を迎えるのが当たり前という文化が根づくのをかえって妨げてしまうのではないか、と思います。

さらに言えば家族で暮らしているから大丈夫かというとそういうわけでもないのではないでしょうか。

子どもが小さいお宅では、親が育児と飼育に追われて飼いきれなくなる事態もありうるように思えます。


私が知っている保護猫活動家の方は、ひとり暮らしでも保証人をつけることによって譲渡を受けられるようにしています。

いざとなれば保証人は自分でもいいと、そう仰ってもいます。

さらにこの方は、高齢者の生きがいにペットが有用であると考えていて、高齢者の方にも譲渡を行なっています。


要は、どれだけ犬や猫に愛情を注ぎ責任を持てる人なのかが大切だというのです。


ひとり暮らしでも、一定の要件を課してそれを満たした人であれば譲渡可能とする。
是非、そうして欲しいと思います。


そして、保護団体の方には、譲渡した後も、譲渡先をある程度支援して欲しい。
かなり負担が重いのは分かるのですが…

保護猫や保護犬を迎えられる人が増えることが、犬猫の幸せの拡大に繋がっていくように、私には思えます。

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