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暗室セットアップ
引っ越しをしたので、暗室をどのように構築するか検討しました。前のアパートと同じく、家族が寝静まった後にバスルームを一時的に暗室化する運用になります。
マスターベットルームのバスルーム以外のバスルームは、シンク周辺にモノを置くスペースが無いので、引き伸ばし機を置くためのテーブルを用意する必要があります。
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と言うことで、キャンプ用の折りたたみ式テーブルを置いて広い作業スペースを確保できました。しかし、このテーブルをいちいち設置するのは面倒ですし、広げたり折りたたむ時に、パチンパチンと大きな音がするので、家族が寝静まった後にする作業としては、あまり好ましくありません。
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そこで、折りたたみ式のカートを購入しました。作業スペースはキャンプ用のテーブルより狭くなりますが、棚があるので印画紙やトレーなど収納するスペースが確保されています。個人的には、ステンレスの無機質なデザインが気に入っています。ちなみにこのカートはORIGAMIというブランドで、折り紙のように折りたためる様々な棚を販売しています。ワンアクセントに、中古カメラ販売店のKEHのステッカーを貼りました。
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ホイールが付いているので、使わない時は隣の自分の部屋で保管しておきます。使うときは、すぐにバスルームに運べます。
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シンクを板で覆ってトレーを置くスペースにしました。シンクが使えなくなるのは残念ですが、水洗いはバスタブで行うので、プリント作業中にシンクを使うことはありません。ここは割り切ることにしました。
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この板は、2x4のパネルをHome Depot(DYIショップ)でカットしてもらいました。サイズをセンチセーターで指示したら、店員さんのメジャーはインチでした。そんな事もあろうかとメトリックのメジャーを用意していたので、無事にカットができました。やはりアメリカはインチですね〜。
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トレーを綺麗に並べる事ができたので、使い勝手は良さそうです。ただ、現像液のトレーが奥まっているので、もしかしたらカートをシンクから離して体が入れるようにする必要があるかもしれません。これは実際に運用して調整しようと思います。
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唯一の問題は遮光です。住宅街なので外は夜でも街灯で明るいので、これを何とかしなければなりません。そこでプリント作業中だけ、ここを板で覆うする事にしました。
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窓を覆う板は、シンクを覆うパネルと同じくHome Depotでカットしてもらいました。窓枠への取り付け取り外しを容易にするため、ハンドルを取り付けました。ハンドルはHome Depotで売っていたもので、板に対して質感が高すぎました。
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窓枠にはめると、板がしなっていて隙間が出来ます。板のしなりやズレによる隙間は、当然想定していました。
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隙間を黒のマスキングテープでカバーすれば完全に遮光できます。プリント作業が終わったら、簡単に外せるので家族に迷惑はかかりません。
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セーフティライトにすると、なかなかムーディな雰囲気です。ツインピークスのような雰囲気で、気分が盛り上がります。
まだ引越しの後でドタバタしていますが、落ち着いたらじっくりとプリントを楽しみたいと思います。
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