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Summicron-M 35mm f/2 ASPH(Made in Germany)を購入

LEICA MP 0.72を手に入れたので、当然レンズが必要になります。現在所有しているMマウントのレンズは、LITEZ minolta CLに付いてきたM-ROKKOR 40mm F2だけです。このレンズは、CL専用として使いたいので、新たにMマウントレンズを購入する必要があります。そもそも、LEICA MPには、40mmのブライトフレームがありません。いつもならば中古で購入ですが、今回はLEICA MPと合わせて新品を購入することにしました。新品から自分が使い古していきます。
かつてM5を使っていた時は、Summicronの50mmと35mmを使っていました。両方とも第2世代後期でとても気に入っていましたが、M5と共に売ってしまいました。この時は、もうフィルムカメラを使わないだろうと考えていたのです。とても良い価格で買い取ってくれて、それがEOS 5D Mark IVに化けました。ライカレンズは、良い資産になりますね。

個人的には、Rollie 35SでZEISSのレンズが気に入っているので、Carl Zeiss Distagon T* 35mm F1.4 ZMやCarl Zeiss Biogon T* 35mm F2 ZMなどZEISSのレンズが良いと思っていました。しかし、コシナ製なので米国で買うと割高になります。コシナ製は日本に行った時に買うのが良いでしょう。
Sumiluxも魅力的なレンズですが、大きくて重くて高価なので、普段気軽に使えるコンパクトなSummicron-M 35mm f/2 ASPHにしました。

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B&Hのオンラインショップでは、何故か2つの価格のSummicron-Mがあります。価格差では$400程です。よくよく見てみると、ドイツ製とポルトガル製がラインナップされており、ポルトガル製が安い価格付けになっています。調べてみると、トランプ政権がエアバス社の航空機ビジネスに対する違法行為として課した罰則25%の関税のおかげで、レンズの価格が上がってしまったようです。その対応としてポルトガルに第二の生産ラインを立ち上げて、少し安い価格のレンズの生産を始め、9月から販売を開始しました。ライカUSAによると、品質はドイツ製と全く変わらず、「Made in Germany」から「made in Portugal」と表記が異なっているだけだそうです。日本のライカオンラインストアを覗いてみると、ポルトガル製はラインナップされていません。今のところ、米国だけの販売でしょうか。

今回買ったSummicron-M 35mm f/2 ASPHは、ドイツ製にしました。やはり「Made in Germany」への憧れがあるので、ここは$400の価格差も納得することにしました。ちなみに、日米の税抜き価格差は殆どありません。欲を言えば、LEICA MPのブラックペイントと合わせてブラックペイントのレンズが良いのですが、残念ながらブラッククロームしか売っていません。リミテッドエディションでブラックペイントが発売されることがあるようなのですが、残念ながら今は新品では入手できません。

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UVフィルターも奮発して、LEICA製を選びました。ここでケチってもしょうがありません。

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というわけで、Summicron-M 35mm f/2 ASPHをLEICA MPに装着しました。唯一、気に入らないのがフードの形状です。個人的には、昔の丸いタイプが好みです。これはサードパーティのフードに交換しようと思います。

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