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日本神話_イザナギとイザナミの国産み伝説

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日本神話はいくつかブロックに分かれています。

その1番最初の主人公的な立ち位置の神様がイザナギとイザナミです。

イザナギとイザナミの国産み伝説について紹介します。


この国産み伝説によって、日本が完成しました。


音声で聴きたい方はこちら


イザナギとイザナミ以前の世界


世界は天と地だけが分かれていました。他には何もない状態です。


別天津神(ことあまつかみ)という男女の区別がない神々がいました。

実は、イザナギとイザナミが最初の神様ではないんですね。


ちなみに、最初に登場する神を祀っている神社の1つが水天宮です。

福岡に総本山 東京にもありますね。


そこから男女の神々が出てきます。

その7代目に男神イザナギ女神イザナミがやっと登場です。

イザナギとイザナミって意外と登場が遅いですね。


ちなみに、この7代を神世七代(かみよななよ)と呼びます。


イザナギとイザナミの国生み伝説

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ある日、イザナギとイザナミは国を産むことを任されます。

イザナギは海水を天沼矛(あめのぬぼこ)という矛でかき混ぜ、しずくが1滴落ちました。


その島がオノゴロ島です。

今の淡路島あたりにあるとされていますが、正確にはわかっていません。

日本には数多くの島がありますが、1番最初の島はオノゴロ島という馴染みない島だったんですね。


そのオノゴロ島で柱や神殿を建てて儀式を行います。

その儀式こそ国を産むためのものです。


儀式は柱を2人で反対側からぐるっと周り、

出会い頭でイザナミから声かけ「なんと素敵な男性でしょう」

それに対して、イザナギが応答「なんと可愛い娘だろう」と。


そこから、愛を育みます。


しかし、産まれてくるのはヒルコという怪物のようなものばかり…。


そこで他の神様(原初の神々たち)にアドバイスを求めます。

すると、イザナミから声掛けしていたけど、イザナギから声掛けすると良いとのこと。

つまり、声掛けを逆にするという単純なアドバイスをもらいます。


すると、次の儀式で産まれたのはちゃんと島でした。

最初に淡路島で、その次四国、隠岐島、九州、壱岐島、対馬、佐渡島、本州…とつづきます。

これらの島々を大八島国(おおやしまぐに)と呼びます。


ポイントは北海道と沖縄は含まれていないことと最初に淡路島という点ですね。(個人的な見解)

このころの日本は北海道と沖縄は日本に含まれていませんでした。


さらに、淡路島が最初なのは、当時、重要な拠点だったからと言われています。

瀬戸内海の海上交通路の要所として発展していたのでしょう。

近畿、四国、中国地方、そして九州と当時の中心となる場所を繋ぐ拠点が淡路島だったのかもしれません。


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