第一弾_微修正

「仮想通貨奉納祭」出展作品の第一弾を公開。電子いけばな、古家電祭り囃子、超能力射的など

市原えつこです。「東京で奇祭をやりたい」という妄想をこじらせた結果、念願であったキャッシュレス時代の奇祭「仮想通貨奉納祭」が11/9、11/10に開催決定しました!

そして今月の頭にこのような作品等の募集記事を公開したところ、色々な方面から思わぬ異才が集結……。仮想通貨、奇祭、という大変ニッチなテーマなのにかくもこうフィットする作品をお寄せいただけたものだと驚愕しております。

出展調整中の作品もまだまだあるのですが、一旦出展が確定した作品からご紹介していきます。2日間で終わらせるのがもったいないほど濃いです。それではどうぞ。

Nicos Orchest-Labが神輿行列の電磁祭り囃子隊として参戦決定 ※9日のみ

世界的に活躍するアーティスト和田永さんが立ち上げた、古家電を楽器化する伝説的プロジェクト「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」。


このプロジェクトの参加メンバーの皆さんによる演奏ラボ「Nicos Orchest-Lab(ニコス オーケストラボ)」が、仮想通貨神輿行列を電磁祭ばやしで盛り上げてくださることになりました!
和田永さんは当日別件がバッティングし参加ならずですが、彼の狂気と電磁波を連日たっぷり浴びまくっているクレイジーなメンバーの皆さんが様々な独自の古家電楽器をかき鳴らして神輿を盛り上げてくれるとのことで、大変楽しみです(神輿行列は18:30〜19:00頃を予定)。

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Nicos Orchest-Lab(ニコス オーケストラボ)は、オーケストラとラボラトリーが合体した「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」プロジェクトのチームです。参加メンバーがそれぞれの得意分野を活かしながら、実験からアイデア出し、楽器の制作から演奏まで、ジャンルを問わず、様々な発想・知恵・技術を交換し合いながら日々、即興セッションを繰り広げています。これまで老若男女、多様な人々が参加し、スキルの有る無しに関わらずニコスを共に創りあげています。 東京・日立・京都・リンツ(オーストリア)で活動中。

「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」(通称:ニコス)とは
これまでに古い電化製品を使って様々な電子楽器や音楽を産み出してきたアーティストの和田永が、あらゆる人を巻き込みながら新たな楽器を創作し、量産し、奏法を編み出し、徐々にオーケストラを形づくっていくプロジェクトです。

電磁祭り囃子の練習風景の動画をこっそり見ましたが、完全にぶち上がる演奏で最高でした。お楽しみに…!

電子いけばなこと「活線」(ビットコインでキット購入可能)

システムアーティストのひつじさんによる電子いけばなプロジェクト「活線。私ももともとSNSで拝見し好きな作品だったので、ご出展いただけるのがとても嬉しいです。電子部品を活けばなに見立て、有機的なフォルムが生み出されています。

もともと神様に奉納するものとしては、花や植物など生気のあるものが選ばれやすいのですが、電子生け花の奉納は一体どうなるのか……!?というのが個人的な興味深いポイント。乞うご期待。

なお、(間に合えば)電子いけばなの制作キットも販売されるかもとのこと。現金はもちろん、ビットコインでの決済も導入されるそうなので、みんなビットコインを握りしめて(握りしめられないけど)遊びにきてください!

人力で仮想通貨をマイニングする機械

開発者 tnayuki さんによる、「手回し充電機を回して電気が流れると起動し、1時間ほど連続で回すとだいたい0.002円ぐらいの仮想通貨を採掘」できるマシンも展示決定。

仮想通貨奉納祭への参加にあたり、人力でマイニングしたビットコインを、仮想通貨神輿にその場で奉納いただくまさかの連携技をご提案いただいております。人力で仮想通貨を発掘して奉納するの、現代の奴隷制度や生贄みあって素晴らしいですね。

実はtnayukiさんは某有名ゲームエンジン開発企業在籍、その筋では知られるハイパー優秀な狂人エンジニアさんだそうで、才能の無駄遣いのフルスイングを楽しみにしております。

How to hide my Cryptocurrencies

なんと暗号通貨をテーマにした写真作品も。気鋭の写真家、山越めぐみさんによる、仮想通貨の復号鍵を写真集の主題にした作品。暗号通貨の復号鍵に含まれるヒントをビジュアルとして表現し、フィリピンやイスラエルなど10か国15カ所を撮り下ろし。2018年度に名門・写真新世紀優秀賞受賞作(椹木野衣選)として、東京都写真美術館でも展示されたようです。

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仮想通貨、暗号通貨の一般的なイメージからは良い意味で乖離したテイストで、奇祭に深みを与えてくれそうです。当日は写真のプリントが展示される予定、ぜひ会場を探してみてください。

超能力で水鉄砲を打てるネオ射的、「めざせ!ハイドロポンパー」

会場の川島商店街出身でもあるメディアアーティスト・水落大さんらのチームも「目指せ!ハイドロポンパー」という新作を引っさげ展示決定。お風呂やプールで手を使ってやる水鉄砲を強くする超能力射的とのこと。11月の寒空で水鉄砲打つのはなかなかの修行みがあるのでは……とも懸念しつつ、どんな形態なのかまったく予想がつかず楽しみです。

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なおこちらの作品はグループ作品で、製作チームのうち何人かは私も知人なのですが、皆さん良い感じにそれぞれの技術に突き抜けている方々なので期待大……!
福澤貴之 泉田隆介 倉橋真也
橋口恭子 山下遼 水落大

札束にまみれよう! 「貨幣通貨神パレード」

2016年に川島商店街にてお祭りを開催した際に発掘した野性の逸材、シュール手芸作家「ころとろ」さん。当時は「人間電飾花輪パレード」なる、おめでたさマックスの被り物で商店街を闊歩してくださったのですが、今回は「札束マフラー」等のヤバい衣装を装着していただけるようです。ヤバい。

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特製の「仮想通貨神」になれるフォトブースもお持ちいただけるそうです。なにそれ楽しみすぎる。

その他にも、

初代ギズモード編集長、動画メディアbouncy編集長をこれまで歴任し、現在はLiveParkエグゼクティブ・プロデューサーのメディアのプロフェッショナル清田いちるさん(実は元ダンサーで、めちゃくちゃダンスうまい)も神輿行列にダンスで参加してくださることになったり……

なにがなんだか(良い意味で)わけがわからない……!!各分野で活躍されている方々の「B面」がご覧いただけるのではないかと思います。

その他、現在出展を調整中の作品も多数ございますので、また追って第二弾をお知らせします。

我々が制作中のブツも、着々と進行しております……(下記、アニマトロニクス研究者の中臺さんと共同制作している"天狗ロボット"のお面)

出展作品やパフォーマンスはまだ若干数受付中!

なお作品募集フォームはまだオープンしております。
がっつり作品設置する展示の枠は残数があとわずかとなっておりますが、固有の場所を必要としないパフォーマンス/ウェアラブルものであれば制限はございません。仮装なども大歓迎。神輿行列でぜひ一緒に盛り上がりましょう!

★★★作品応募フォームはこちら!★★★

また、作品参加ではなくスタッフとしてイベントをお手伝いいただける方も引き続き募集しております(既にご応募いただいている皆様、ありがとうございます&お返事が遅くなり申し訳ございません!近日コンタクトを送らせていただきます🙏🏻)
今回後述の通りデジタルハリウッド大学大学院様に協賛をいただけたこともあり、ボランティアスタッフとは言いつつ、業務内容・業務量によっては気持ちばかりですが若干の謝礼をお支払いできることになりそうです。

★★★スタッフ受け付けフォームはこちら★★★

【御礼】デジタルハリウッド大学大学院様がプラチナスポンサーになってくださりました!

そして御礼なのですが、やりたいことが膨らんで爽やかに赤字を垂れ流しそうになっていたところ、前回の記事を公開してすぐにデジタルハリウッド大学大学院様がご連絡をくださり、本奇祭のプラチナスポンサーになってくださりました…!!(涙)救世主や……!!

しかもなんと工房つきの全面ご支援。デジタルハリウッド大学大学院さんの懐の広さと爆速意思決定力がすごすぎる。協賛によせて、以下のようなコメントを事務局長の池谷さんより頂きました。

協賛コメント(後半が何やらあやしい):

SEAD(Science/Engineering/Art/Design)の学びで新たなビジネスを生み出すデジタルハリウッド大学大学院(社会人向け専門職大学院)は、アートとテクノロジーの交差点でデジタルコミュニケーションの新たな提案を行う市原えつこさんの活動を支援しています。この度、「仮想通貨奉納祭」の趣旨に賛同し、作品制作と運営を支援いたします。伝統と現代テクノロジーの魔融合に手を貸し、否応なく上がるバイブスを感じながら、市原えつこさんの妄想から生み出される「奇祭」を堕ちることなく最後まで見届けられれば幸いです。

デジタルハリウッド大学大学院の皆様、本当にありがとうございます……!

Facebookイベントページも作りました!

また、直前ですがFacebookイベントページも作成しました!リアルタイム性の高い情報発信などこちらで実施することもあるので、ぜひ興味ありor参加ボタンをプッシュしていただければ!ご興味のありそうな方へのシェアやご招待も、めちゃんこ嬉しいです……!!!
キャッシュレス時代の奇祭、仮想通貨奉納祭 - Virtual Currency Offering Festival

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それでは皆様、一緒に祭りを楽しめることを楽しみにしております!

仮想通貨奉納祭("東京行灯祭"と共催)
11月9日(土)・10(日)/16:00〜21:00
開催地:東京都中野区 川島商店街
〒164-0013 東京都中野区弥生町3丁目14−6
交通アクセス:東京メトロ丸ノ内線 中野新橋駅より徒歩8分
http://virtual-currency-festival.com/


文責:市原えつこ

メディアアーティスト、1988年、愛知県生まれ。早稲田大学文化構想学部表象メディア論系卒業。2016年にYahoo! JAPANを退社し独立、現在フリーランス。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。アートの文脈を知らない人も広く楽しめる作品性と日本文化に対する独特のデザインから、国内外の新聞・テレビ・ラジオ・雑誌等、世界中の多様なメディアに取り上げられている。
第20回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞を受賞、総務省異能vation(独創的な人特別枠)採択。2018年に世界的なメディアアート賞であるアルスエレクトロニカInteractive Art+部門でHonorary Mention(栄誉賞)を受賞、EU(ヨーロッパ連合)より科学、社会、芸術の優れた融合に贈られる「STARTS PRIZE」にも同時ノミネート。
主な展覧会として、「デジタル・シャーマニズム – 日本の弔いと祝祭」(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC])、「Cyber Arts Exhibition 2018 – Ars Electronica Festival」(OK Center for Centemporary Art)、「文化庁メディア芸術祭」(オペラシティアートギャラリー)、「第11回恵比寿映像祭」(東京都写真美術館)等。



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感謝の念を送ります…
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メディアアーティスト、妄想インベンター。弔いロボや喘ぐ大根、仮想通貨奉納祭など謎の発明品多数💡文化庁メディア芸術祭優秀賞、アルスエレクトロニカ栄誉賞、総務省異能など。 日本経済新聞COMEMOキーオピニオンリーダー http://etsuko-ichihara.com/

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