全ての根っこは寂しさだと思う

最近ひしひしと寂しさってやつは厄介だなあと思う。日々のちょっとした怒りや悲しみは日々の寂しさから来てるとわかるから。もし、大切な誰かにぎゅうぎゅうと抱きしめられたりしたら笑って流せるくらいの感情が寂しいがために湧き起こり育ち実になり腐って次の鬱憤の肥料にならんとしている。においもひどい。誰か片付けてくれないだろうか。

そんな折に一冊の本に出会った
何故か分からないけどこのタイミングで。

糸井重里さんのそれでも孤独は美しい
これまで本の帯でしか出会わなかった糸井さんにむきあっみるとかっこつけでもなんでもない日々の言葉があった。

母の出してくれた
絶妙のタイミングで出てきたお茶のように
ふわふわと降りてきた雪が溶けるように
糸井さんの言葉がそっと寄り添ってきた

もし、私のように何かモヤモヤしていたりイライラしていたり私を困らせるこの感情に名前がつけられない人がいたら

ああ、寂しかったのね。

自分に言ってあげてほしい

日々忙しいと自分の気持ちも分かんないですよね
怒ったり笑ったり悲しんだり
理由がわかるのはまだいい
何故イライラするのか
この虚しさはどこから来るのか
人にも言えないもんやりは気付くと
心いっぱいにたちこめている
そんな時に整理してくれるのは
私にとっては本なんですよね
選び抜かれた言葉の羅列に甘えたり叱られたり
背中をそっとさすられたり

糸井重里さんのこの本に
甘やかすでもなく叱るでもなく
ちょうどよく出会えたので
私はとても嬉しかったのです

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