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今年の推し芸人はオードリー若林以外あり得ないっつーの

なんてタイトルだ。でも私の心の叫びを表現するにはこのくらいトリッキーじゃないといけない。そのくらい今年はオードリー若林ブームが巻き起こったし、何なら命を助けられ、命の恩人を愛してしまったまで言ってもいい。あいらぶ若林、あいにーじゅー若林。

今年の振り返りとしてはあまりにもハイカロリーな彼への感謝と愛情。本人に届きませんようにと祈りながら勢いのまま書き残したいと思います。


魅力しかない

まず、それ。まさしく勢いで申しますが、マジで魅力しかなかった。なんて事ない話題を面白く話す。芸人なら当たり前でしょ?なんて思うけれどそのセンスは他に類を見ない。
Twitterだったかネットの記事だったか忘れましたが、彼のトークをコンプライアンスの2歩3歩先で止まるバランス感覚と表現していた。確かにそう。エッジの効いた事を言うのにそのセンスのお陰で安心して笑えるし妙に納得してしまうのが気持ち良くて仕方ない。お話上手な方は世に溢れているけれど私が「オードリー最高!若林しか勝たん!!」と思った件について書いて行きます。

『ニチレイ presents オードリーのオールナイトニッポン』

毎週土曜深夜1:00 - 3:00

ニッポン放送をキーステーションに全国36局ネットで放送しているラジオ番組。2009年10月11日未明(10日深夜)放送開始。ビデオリサーチによる首都圏ラジオ聴取率調査では2016年2月度調査以来、34回連続で全局中、単独首位を獲得している。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/オードリーのオールナイトニッポン

彼の魅力に衝撃を受けたきっかけはたまたま聴いたオールナイトニッポンだった。その話す速度や雰囲気があまりにテレビと違う印象だったので驚いたのを覚えている。
しかし番組が進むにつれてその話術にすっかり魅了され、エンディング曲が流れた時にはiPhoneの小さなスピーカーに向かって大きな拍手をした。
お笑いに詳しいわけでも何でもない。この拍手は賞賛ではなく純粋な感動の拍手だった。

あの頃の私は産後育児の真っ只中で我が子のことしか考えられなかった。今思えば育児ノイローゼの状態だったのだろう。そんな時に耳から入る若林さんのお話は間違いなく私に笑う事を許してくれたし、日常に潜む笑いに気付かせてくれた。

エンディングで拍手をしてしまった私は
笑いながら感動し、自分の心を取り戻したようで
安心して泣いていた。

構成作家の藤井青銅さんはインタビューで語っている。

業界の人もトゥースの一発芸人だと絶対見てるなと思って、それはよくないと感じました。
そうじゃなくて、若林さんがしゃべれるということをちゃんと早く知らせるためには、『オールナイトニッポン』をやった方がいいなと。
藤井青銅が明かすオードリーの成長と長寿番組になった理由/マイナビ https://news.mynavi.jp/article/odoriann-3/

つまり、大人気長寿ラジオは
若林のために生まれ
若林の魅力によって大きくなり
その魅力が尽きる事なく12年続いている。
ということだ。

私が感動して泣いてしまった彼の話術は
熟練のプロが世の中に知らせたいと思って行動した先にあった物だったのだ。つまり、間違いなく、疑う事なく、最高なんです!

古典落語を思わせるトーク

最初の出会いはご自身の持病である偏頭痛の話題。新薬が出た事で長年悩み続けた酷い偏頭痛に変化があったという内容だった。病気の話は笑いにくいし、新薬の話題ともなればとてもセンシティブだ。でもそんな繊細な内容でさえ友達との会話のように気軽に、そしてテレビでは聞けないほど面白く(悪口ではありません!褒め言葉です!)非常にわかりやすく冷静にネタとして話していた。

その言葉選びや表現力が本当に素晴らしくて!!!
まるで古典落語かと思う話術。

そうなのです、彼のトークはまるで落語なんですよね。
だから深夜に聞いて笑えるし眠れちゃったりもする。
心地良いのに声出して笑っちゃう
そんなことを声だけで出来る人なんです。

人にも自分にも興味がある人間的魅力に

興味がある人には聞きたいことがどんどん出てくるのだそうだ。ゲストで卓球の石川佳純選手が来た時も聞きたいことがありすぎるくだりがとても面白かった。
その情報を頭に入れてあちこちオードリーなどテレビを見てみると彼が本当に人に対してリスペクトを持っていて笑いによって相手を立てるのが上手なことがいじらしいほど伝わってくる。
ただそれだけじゃない。
他人にだけじゃなく自分や自分の周りの環境にすごく興味があって他人にその事が話せるのだ。
普段、自分語りというものは嫌われるものだと思う。上司の血液検査の数値にも興味は持てないし、喧嘩ばかりのカップルの愚痴だって楽しいものではない。でも若林の話は健康であろうと奥さんとの日常であろうと聞けるし共感したり共感できないことはぶふふと笑える。この線引きというバランス感覚が絶妙でもっと聞いていたい気持ちにさえなる。

こんなに興味があるのは陰があるからなのかしら。あんなに人気になってメジャーになってM-1準優勝でゴールデンにも冠番組も出てるのにイマイチパッとしないと嘆く姿にどうしようもなく魅力を感じてしまうのだ。

ご本人はもうおじさんだとおっしゃるけれど
彼らの会話に高校生の思春期のソレを感じるせいだとおもう。
お二人が同級生だからなのか
お笑い芸人というお仕事柄なのかは分かりませんが
将来や自分自身と向き合い悩みながらも
毎日笑って怒って日々を生きる姿に
愛らしさや頼もしさを感じ
不思議と応援したい気持ちになるのです。

陰キャな若林にいじられる陽キャな春日

テレビの印象しかないのでオードリーといえば春日だと思っていた。トゥース!と言って場を乗り切るピンクの衣装でムキムキの芸人さん。そんなスーパースターがラジオではとても役立たないし若林にとことんいじられる。怒られてると言ってもいいかもしれない。しかし、無理にトゥース!で乗り切らずちゃんとつっこむ春日や危ういトークを若林に怒られて笑ってるところを楽しめるのもあのラジオの良さ。

アラサー女子は若林にハマる

こんな今更長寿番組を推したり、今更オードリーの魅力を語るなんて本当今更過ぎて何言ってるのかしら。私恥ずかしい人間じゃないかしら。
大好きだけど、、、大声では言いにくいわ。

と思っていた

がしかし

どうやら割と私のような人は多いらしい。



今月号のGINGERでも特殊されていたが
最近アラサーの間でラジオブームがおきている。

クラブハウスやVoicyやポッドキャストなど音声メディアの成長が顕著なのだ。映えまくった平成から一転、令和は家でも画面を見ずに耳からの情報を求めているのだろうか。

ともなれば人気ナンバーワンのオードリーのラジオが必然的に注目を浴びる。私のようなアラサーは沢山いたのだ。

私と我が子の命を救ったオードリーのラジオ

はあ

はあ

はあ...

勢いのまま話してしまって恥ずかしい。
読んでいただきありがとうございました。
まだお聞きになられていない方には私の駄文なんかより、まず彼の素晴らしい話を聞いて欲しい。
百聞は一見にしかず。いや、逆か。
百見は一聞にしかず。ほんと、こんな長文読んでる場合じゃないです。今すぐradikoで聞いてください。

私の場合は産後の娯楽として助けられた。
寝不足の中緊張しっぱなしで我が子の命を見張るには
片耳しか娯楽をねじ込むことはできなかった。

「ニチレイpresentsオードリーのオールナイトニッポン」のお陰で今日も楽しく過ごしていますし、ラジオのお陰で知ったニチレイの冷凍唐揚げは今日も我が家の食卓を助けてくれています。

来年も何卒よろしくお願いします。

#推しの芸人

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