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『男の子はハズレ論』の全容と義実家への愚痴が止まらない私

うちのぼうやは最高なんですが、男の子と言うと年配に嫌な顔をされる事が多い。意外や意外。後継できたから良いだろなんて言う人が少ない。今まで後継だ男の子じゃなきゃなと言われたのはうちの義父くらいだ。事業もしてないのに喜ぶなんて、この周りの反応を見る限りやはり義父は義父だなと思う。

さてさて気を抜くとまた愚痴ばかりになるので早速本題にいきましょう。なぜ男の子はハズレなのか。

答えはひとつ
嫁に取られるから、だそうだ。

元気すぎて大変なうちはまだ可愛さもあり幸せなのだ。大変なのは結婚後。おばあちゃんは寂しいらしい。
女の子ならちょっと顔を出すとか出来るけど、夫の家はそうもいかない。近所にもらった筍も自分が作った野菜も食べる人がいないのに家族にさえ配れない。老後ヒマになったらもう行くところがないらしい。物理的にも気持ち的にも居場所のないかつての母達。そりゃハズレとも言いたくなる気がしてくる。寂しいのだ、とにかく寂しい。あんなにベッタリだった我が子が立派に巣立つ姿が嬉しいのに認められないのだろう。

まして現代は女性も働く時代だ。
時間も心も余裕がないから
夫の義実家だなんて行く体力はない。

帰るならアナタと子どもで行っといで
おもわず詠んでしまいましたが、親と同居が当たり前世代は寂しくて仕方ないらしい。

とはいえ、我が家のように寂しいからと夫に説教が止まらないのもおかしな話だ。「おかあさんを悲しませるな!」と義父は言うが、お前が幸せにしますと誓った責任を子になすりつけちゃいけない。


さて
そんな話を聞いて
どうしようか

この田舎でマイホームを建ててみたものの、安易に畑に手を出したらその後食べる人が居なくて困る事がわかった。趣味も仕事も持たないとこの先辛いかもしれない。
夫と仲良く居続けたいしお出掛けだって楽しみたい。地域のおばあちゃんとして何か一芸があれば教室開いたりして楽しいかもしれない。今のうちにもう1人女の子を産むのに賭けるのもひとつだろう。

なにせよ
女の子を産んだにせよ
私が私のために生きる覚悟を持たないと、自分の幸せを周りに頼る事になりそうだ。つまり、周りに迷惑をかける人になりそう。


気付かせてくれた
良い例と悪い例に感謝だな。

嫁として息子を取ったつもりもないけれど
嫁として邪魔に思われているのは感じる。

家族に尽くす夫は責められ
親を最優先にしないと長めのLINEが来る。
家族で夕飯をご馳走になると
ダメ出しのLINEが20センチになって届く。
ちょっとした連絡が遅れたら
私の所属するLINEグループから抜けられた。

「同居もしないし本当の親と思ってね。」
と言う彼らはその翌週に
「親は子に気を遣ってるのに
お前達は親を奴隷扱いをする」
と寂しさを私達、ないしは私のせいにする。

私は良い妻にも
良きお嫁にもなれないままだ。

何がいけないのだろうか。と思ったが
余所者が何をしたって鼻につくのだろう。
私は叱られる事で彼らのストレス発散になってるのだろうとしか思えない。

自分がおばあちゃんになった時
そうはなりたくないなと思うし
夫をそんな人にもしたくない。

2人でやってこうね。
結婚した時よりずっと深く強く
彼との未来に期待した。


3歳の息子に「ぼうやは自分の好きな場所で好きに生きるんだよ。」と話をしたら何故だか突然ものすごい勢いで泣かせてしまった。落ち着く暇もなく何かを叫ぶ。必死に聞き取れたのは一言「ママと一緒がいいよう」

こんな可愛い生き物と人生の半分を過ごしたら、息子に依存するのも仕方ないかもしれない。
男の子は大変で最高だからやっぱり大変なのだ。

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