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確定申告のススメ

確定申告のシーズンがやってきました。

我が家はサラリーマン世帯でありますが毎年確定申告をしております。

その一番の理由は医療費控除があるから、なのですが。
大体年間10万円以上医療費を使っているなら確定申告で多少は戻ってきます。所得が低ければ10万円以下の医療費支払でも多少は戻ってきます(その年の総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等の5%の金額を超える場合)

今年は入院・手術とあったため、医療費がかさみました。もちろん、いくら医療費がかさんだとしても保険などで補填されればその分は控除対象になりません。・・・が、我が家は正々堂々とした、民間医療保険に一切加入していない世帯だったので、確定申告をします。

今年は、さすがに私の入院で試算して・・・やはり夫が同じように入院した場合の補填は多少なりとも必要だと判断して、共済保険に年度の途中から加入しました。

また、リハビリで動けない間にいろいろと調べたので、今までよく分からないが故に加入を見合わせていたiDeCo(個人型確定拠出年金)にも加入しましたのでその分も含めて確定申告をします。

・・・結果・・・なるほど~と納得。

満額ではないので、何とも言えないのですがやはり節税効果は侮れないですね。保険の場合は控除一杯迄かけてもいくら戻ってくるかというと・・・ですので、安い共済保険で本当に万が一のためにやっておくか、という感じですが、iDeCo(個人型確定拠出年金)の節税効果は大きいですね。

一応念のために夫には60歳以上まで生きるつもりかどうか、確認しましたが(笑)「分からない」ということだったので、おそらく現在の健康状態から見て60歳は超えそうなので来年度からiDeCo(個人型確定拠出年金)の掛け金をMAXまで増やそうかと思っています。

会社で企業型DC・確定給付型年金を実施していないサラリーマンの場合2.3万円まで月々積み立てられますので
2.3万円×12か月=27.6万円
年間積み立て可能です。

個人によって扶養の状態や年収など様々に条件が違いますので一概には言えませんが、うちの場合、所得税で14100円、住民税で27600円、合計で41700円の節税になります。
(※節税シミュレーター(https://rokin-ideco.com/setuzei/)がありますので試算してみてください。上記数字はそちらから出しました)

年間27.6万円の積み立てで41700円の節税はデカいです。15.10%の利回りと同じです。今時こんな(ほぼ)確定利回りを出す投資はありません。
しかも、iDeCo(個人型確定拠出年金)の投資先を手数料の安いネット証券でインデックス投信に分散しておいたので、今のところ運用で10%くらいの利回りを得ています。

・・・デカいです。
元本保証ではないのでもちろんこの利回りでいつまでも運用できるかどうかは分かりませんが、安パイで運用している限り、少なくとも節税分の15.10%を吹き飛ばすほどの運用減もないかな・・・と思われます。
(不安要素は大きいですけどね・・・コロナウィルスとか、中東情勢とか、日本のデフレ不可避の現状とか・・・)

サラリーマン家庭の場合全部会社にお願いして自分で確定申告をする人は少ないかと思いますが、個人的にはなるべく確定申告をすることをお勧めしますね。
セコイ話で言えば、住民税をナナコで納付するだけでもナナコクレジットチャージ分のポイントが付きますし(ナナコチャージでポイントがつくクレジットカードは限られていますので確認してください)
少なくとも年に一度自分の収入と納税額を見直す良いきっかけになります。
驚きますよ。所得税はこんなもんかな・・・と思いますが、あまりの社会保険料(健康保険+年金)の凄まじさに・・・(これで財源がないとかもう意味が分からないです)

サラリーマンこそ自衛が大事ですね。

あまりにも多い自己負担経費があった場合にはサラリーマンでも確定申告をすることもできますし(私は入社当時から営業畑でしたので、会社から経費の確定申告をするように指導されて癖づけられていました)
今回確定申告をする必要がなかったとしても、国税庁の確定申告書作成コーナーは無料で使えますので、自分の源泉徴収票をもとにしたシミュレーターとして、あと○○円保険料を増やしたらこう変わるのか・・・とか、いろいろ使えますよ。

というわけで、確定申告、簡単なので今までやってなかった方もやってみてください。
因みに私は面倒くさいのでとっとと税務署に提出してきちゃいました。
・・・確定申告は2月16日〜3月15日が受付期間となっていますが、サラリーマンの医療費控除など、還付のみの申請の場合は別にこの期間じゃなくても受け付けてくれますよ。
私は去年も1月に確定申告しましたが、空いてるし、還付金はさっさと振り込んでくれるし非常に快適でしたよ^^

・・・あ。蛇足ですが、今年の「国税庁の確定申告書作成コーナー」は随分様変わりして昨年よりもずっと使いやすくなっていました^^


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