見出し画像

ムッタみたいな息子が欲しい

「宇宙兄弟」の実写版映画をオットとみた(余談・天下の二枚目俳優を三枚目役に?って思ったけど結構良かった)ので、「あれぇ、ここもうちょっと深くていい話だったよね」みたいになって(いや、実写版に詰め込むということは大きく変更の入ったシナリオを書くってことなんでしょうけど)マンガ全巻一気読み、なんてことをしてしまった。

やっぱりめっちゃいい話。夢もあってでもかなり現実的なことが沢山あって。

で、その中で’宇宙で心を癒してくれるのは景色よりも誰かの作ったもの’(みたいな・・・スイマセン、どこにあったか忘れちゃったから正確性を欠きます)という言葉があった。


全然宇宙じゃないけど、ひたすらにアメリカ大陸を移動してたときに似たような感覚を覚えることがあった。

雄大な景色も、見たことのないだだっ広い場所もあったけれど、ふっと「良いなぁ」って思うのは土地に人間の気配があるところ。開墾された広い農地でも、今は何もないところに残った昔の開拓者の通った轍でも。

人の気配ってすごく強いんだなぁと思う。
そしてすごく寂しく感じる場所だったり一人で居たりするときに、そこに「かつて人が居た」気配があると安心もするし ちょっと時空を越えて思いを馳せたくなる。その人と会うことはなくても、なにか息遣いを感じたりするんだ。

結局人間って磁石みたいに他の人に引っ張られて引き寄せられていくものなのかもね。それを禁止された今回のパンデミック、そりゃーストレス溜まるわけだ。


それにしても名言多い宇宙兄弟。俺の敵はたいがい俺です、って言えちゃうムッタ、息子にしたい。いや、結構本気。


ヘッダー画像はみんなのフォトギャラリーより、orangeheytesburyさんの作品をお借りしました。無いだろうなと思ったらこんなものを上げててくださってて感謝。ケンジくんもいいですよね。(いや、宇宙兄弟のキャラ、大抵みんな好きだけど)



サポート戴けるのはすっごくうれしいです。自分の「書くこと」を磨く励みにします。また、私からも他の素敵な作品へのサポートとして還元させてまいります。