ポルトガル発祥の地で、いろんな色に囲まれる〜ポルトガル家族旅(21)
この日は予約をいれた本屋さん、そしてもうひとつの予約が夕方のレストラン、ということで、それらに合わせてちょっと同じ様なところをぐるぐる回っています。
さて、対岸から舟で戻ってきたのでまた少し歩きますよ〜
話はちょっと逸れますが、このモウジーニョ・ダ・シルベイラという人は1808年に勃発した半島戦争(王室と側近兵がリオデジャネイロに逃げ「遷都」・・・ひいてはこれがブラジル国家建設の始まりと言われる)〜ポルトガルの自由主義的な改革が進んだ時期に有能な法律家・立法家・政治家として活躍したひとのよう。リンク(Wikipediaのシルベイラの項)にもありますが、もともと裕福なCastelo de Vide(ポルトガル中〜南部、スペイン国境に近いアレンテージョエリアの豊かで美しい街)の後継者。
ポルトは当時の難しい時代に彼を市政の一翼として迎えた歴史があるようで、恐らくそこでの活躍から(詳しいことは調べきれませんでした)1874年頃につくられた巨大な水道橋に彼の名前を残そうとしたのだと思われます。(1875年に噴水が出来たよう)
1924年、このアーチの内側に商業用の2件の家屋が建設され一度噴水はなくなったそうですが(別のところに噴水を作った、とあります)この家屋は1966年に取り壊され噴水が再建された、と記録されています。
昔はこのように実際噴水としてつかわれていたよう。なぜ今水が止まっているのかは、分かりませんでした。
さて、ポルトでアート、といえばぱっと思い浮かぶものに「アズレージョ」という、青い模様の入ったタイルでつくられた絵画(?)がありますが・・・
なるほど・・・ここにきて(ポルトガル旅行から半年・・・)やっと、ポルトガルらしさを感じる「アズレージョ」の始まりを知りました。
翌日の、つづきは↓
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