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地球が壊れてしまう前に(2)〜EVのこと〜

2018年、EV(電気自動車)を買うことになった

そもそも車などには無頓着な私だが、それでも真っ黒な‘毒ガス‘を撒き散らして走る車が嫌いだった。車がないと暮らすのに不便なアメリカの田舎町では古くても走る車がなくては、という事情があるのだろう。それぞれの家庭経済の都合もあるから仕方ないのかもしれないが、うちくらいはせめても、と10年以上ハイブリッド車に乗っていた。買い替えの頃のことはこの辺りに書いてます。

最初テスラ車に及び腰だったオットが、試乗してみて一発で惚れ込んだ。どちらにしても未成熟なEV市場、既にモデルS、モデルXで実績を残しているというのも「初めてのEVにはいいかも」だったのだ。そうやって一台目のモデル3が我が家に来た。2018年の暮れのことだ(補助金で7,500ドル戻ってきた)。

因みにだが、車としての「出来」「乗り心地」なんかはガソリン車の方が遥かにいいと思う。ガソリンスタンドは世界中どこにでもあるし。
でも我が家は新しい試みとしてのEVを導入した、その中では十分以上に満足した、という話だ。多くの車好きの方に対してはこんなシロウト意見は申し訳ないが、どんな分野も世の中の大半はシロウトだから。

まぁ上の記事(の続きのところ)でも書いたけれど、EVはvehicleであってcarではない。EVをガソリン車と比べるのは、下手すると小型ボートと豪華客船、プロペラ機とジェット機を比べるみたいなものと私は思ってる。目的や仕様の違いが多すぎて 比べるのは違うんじゃないかと。

EV市場に大切な要素

ところで、当たり前だが日本の一般的電圧でEV充電はキツかろうと思う。

日本のテスラスーパーチャージャー事情を知らないけれど、アメリカやヨーロッパでテスラが爆発的に売れたのはやっぱり充電の速さあってこそ、と思う。どんなに時間がかかったとしも、テスラ車の充電は1時間もいらない。10分前後〜状況によって30分、という感じだ。
EVトラックをつくるリビアンという会社も、まずアメリカに充電網を準備した。そのくらい大事なことだ。

それにナビシステムなんかは国や交通事情で違うからそこに文句をいうなら日本式ナビを売り込んだら良いと思うのだ。問題は大概、大きなチャンスでもある。

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