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7月10日の日記〜note一本書くほどでもないけれど〜

一気に千キロ以上を走ってきた

ロサンゼルスの娘の家からユタ州の自宅まで、700マイル(1126km)を1日で走破してきました。いつもなら途中で一泊入れるんですけど、歳なのか最近ホテルに泊まっても眠れない。上手く眠れず睡眠不足で翌日疲れが残ったまままた運転するくらいなら一気に走ってしまえ!てな感じで。

夏は日が長いので、こんな無理も結構できちゃいました。一人で運転してくるのでもっと疲れるかと思っていたのですが、充電のたびに15-20分強制休憩が入るのが良かったのか、結構元気に戻ってきました。

暑い。

閉口したのはやっぱり「暑さ」「乾燥」。日本人にとっては西海岸の町も結構乾燥しているようですが、カリフォルニアからネバダ、(一部アリゾナ州)ユタ州と走るときの乾燥具合ときたら。
ネバダ州なんて最初から40℃越えだし風も結構あって、車から降りるたびにカラッカラの温風をごおごおと当てられてる感じです。でもトイレ休憩でもあるので店まで歩いたりするじゃないですか。結構クセの強い私の髪が、昨日は朝の時点でロサンゼルスの湿度で多少くるくるしていたのに、夕方にはまっすぐになるくらい(大笑)の乾燥です。

世界中の熱波・水害拡大のニュースが続いてますが、40℃越えの暑さは本当に命の危険を感じてきます。

Red Flag Warningてのは乾燥と暑さで森林火災とかが起きやすいですよーってやつ。

車には常に500ccのボトルの水を沢山積んでいますが、帰宅するまでの14時間で8本分は飲みました。不感蒸泄量が半端ない。「休憩のたびにトイレを使えるくらいの水分をとり続ける」が私の水分摂取の目安です。これで初めて不感蒸泄量をカバーした水分がとり続けられるって感じになるので。
それでも唇はかさかさで、全く水分が足りてない感じです。

ま、飲まなくても一時的には大丈夫なんですけどね。もう身体が無理きかない歳なので、気をつけないと。砂漠気候に20年住んでると「水」が身体を動かしてるってのを身をもって知る事が多いのです。

とりあえずネバダの立ち寄った所では43℃、41℃だったけれどユタ州は最高気温36℃、よかったぁ(いや、ちっともよくない。感覚がバグっている)。

地球温暖化、なんて生やさしい言葉じゃなくて地球熱帯化とかにして、やっぱり一人一人なにができるか、かんがえなきゃ。地球を変えていくのは誰か偉い人や何かに特別秀でているひとよりも、普通の生活する一人一人が心がけていくことだと思うので。


違う電気自動車にやっと慣れてきた

先日から使い始めた電気自動車EVのトラックですが、ようやく大きさや走り方に慣れてきました。そして世の中の一般「チャージャー」を実際に使ってみて、長距離ドライブの感じを掴めてきました。

EVってほぼ、「フル充電でそのぶん全部走る」ことはないのです。理由は「電池を傷めるから」。ウチのセダンEVはまだ比較的小さい電池なので80%くらいの充電が普通で、EVトラックは大きい電池ということもあり充電レベルは70%が推奨されてます。

ただこういう長距離ドライブではやっぱり出発時には100%ちかくまで充電するのが必要。で、最初に学んだのが「大きい電池だと90%くらいまではなんとか充電するけれど、のこり10%はやたら時間がかかる」こと。結局最大充電度95%で私はやってました。

そして一度走り出したら、充電度20%前後くらいまで走らせて(大体2時間強走らせる感じ)チャージを70%前後までやって、また走って・・・の繰り返しが、電池を傷めず充電時間も早く済む、ということになります。大体これで長距離ドライブをこなせる感覚は出来てきました。

ただね、一回ラスベガスで「充電機難民」になりました。
予定してた高速充電機のある場所、6個の充電機があったのだけど「満杯」そして空き待ちが6台。。。仕方なく他の場所を調べて移動、最初のところより電圧低めだけれどある程度充電できるところへ。ここでは4台がまた「満車」状態で私は待ちの2台目。10分ほどで順番が回ってきてほっとしました。

充電の早さ、111kwって出てますが、まぁまぁです。本当は200kw超える充電機使いたかったんだけど、こうも外気温高いとあっという間に電池の熱があがっちゃってどちらにしてもこのくらいの電圧に下がっちゃうから。

特に大都市ではこういうことが起こりがちかもしれません。現在ある高速充電機が不具合やら数が少ないやらの問題がありすぎ、テスラチャージャー(NACSというプラグ)を他社も使いたい、というのはこういう背景が押してるんだなぁと思いました。

車のフロント部分にサランラップ(笑)

その辺とは別の話ですが、アメリカのこの時期の長距離ドライブをすると「虫の飛び込み自殺」がものすごい。いや、彼らは自殺しようなんて思ってないだろうけど、なにせ車がぶんぶん走ってくるんだからぶつかっちゃうんでしょうね。

で、EVってガソリン車みたいに「グリル」と呼ばれる穴はかなり少ないのですが、そのぶんbug killer(虫殺し)のすさまじさが目につく。その後なかなか洗い落とせないっていうこともあるんですが、今回

広い面にサランラップを巻く

ということをやってきました。カッコ悪いけど。

まぁ、比較的簡単に取り外せるので結果はOKですが、貼り付けるのも結構時間かかるのでどっちもどっちかなぁ。
多分、もう一回、はないかな・・・・笑

サポート戴けるのはすっごくうれしいです。自分の「書くこと」を磨く励みにします。また、私からも他の素敵な作品へのサポートとして還元させてまいります。