かからない! 〜病気の本棚〜
「病気の本棚」ではある意味 聞くまでもなさそうだから聞けないこと、を書いてます。ご質問はコメント欄へ。
さて、今日は予防の話。
風邪やインフルエンザ、ノロウィルス・・・ 冬は気象条件もあって、こういった感染症が広がりやすい。今年は新型コロナウイルスの大騒ぎもあるしね。
でも予防は基本的になんでもいっしょなんです。
1.体力を落とさない
無理なスケジュールで仕事をする、夜更かしをする、身体を冷やす・・・どれも体内環境が狂います。すっごく当たり前だけど
規則正しい生活
は予防にとても効果的。逆に言えば、無理をしたらちゃんと休む、が鉄則です。
2.うがい・手洗い
小学校で言われましたよね、「外であそんだら うがい・手洗い」
基本的だけど、これは最強です。
皮膚で守られた私達の体内に直接つながる部分といえば 目・鼻・口・耳、そして排泄のところ。
なかでも息を吸ったり吐いたり、とか、食べるとか、物理的に体内へ!の方向にあるところは 洗い流す が基本。
そしてこれは 実際大きな防御となります。
たっくさん 菌・ウイルスが一気に身体にはいったときと
ほんの数匹(匹??) 菌やウイルスが入ったときで
どちらが免疫で駆除しやすいでしょうか、というお話です。こんなの、当たり前過ぎる。
当たり前なのに 結構おろそかになっています。だから!ここ、是非やって下さいね!!
余談ですけど・・・・「洗い流す」は最強でして。目になにか入ったときも「洗う」、転んで出来た擦り傷も「洗う」、痔に感染が加わって痛いときもウォシュレットやシャワーで「洗う」で大抵よくなります。あと、女性なら夏場とか経験あるんじゃないかな、「膀胱炎」、これもがぶがぶ水飲んで(1日2-3リットルとか)「おしっこで洗い流す」ことで治ります。ほんとだよ。
ノロウイルス感染症なんかで上から下から出る理由は 身体が洗い流したいという動きをしている、とも言えます。苦痛だけど「溜めておくよりは出した方が良い」 まぁ、吐き気止めはあったほうがいいけど(じゃないと水分とれないから困る)下から出るのを無理にとめないほうがいい。これも基本は「洗い流す」を身体が自発的に?やってるのね。
(ちなみに、うがいは他の国ではやらないから不要って言ってるお医者さんもいます。考え方だし、うがいって実は難しいから 私もどっちでもイイかと思うけど・・・・ ただ感染経路のおおきなものが「口から」なら、気休めでも洗い流す、ってアリかなぁとおもいます)
3 人混みは避ける
もう「言わずもがな」ですけど、ある一定パーセントのひとが何かの感染症を持ち歩きます。特に冬はね。
ってことは 仮に3%のひとがなにかの感染症を持っていたとして、10人しかいない教室では1人も菌・ウイルスをばらまく人がいないってことになります。これが1000人なら?・・・30人は持ってる。
もちろん「パーセント」はあくまで例えですけど、人が多いところと 少ないところでは話が全く違うわけです。
特に「熱っぽいのだけなんとかして仕事に出てきた」ひとがうろうろしているオフィスでは大変なことになりますよね。
人混みを避ける、というのはそんな感じ。でもまぁ、生きてればなかなかそうもいかないので、うがい手洗いですね。
マスクは前にも書いたように 基本「すかすか」なので菌・ウイルスには無駄です・・・喉の保湿という予防法にはありかなぁ。
こうしてみると、もうむっかしから言われていることだらけ。
そうなんです、そういうものなんです。
今日のおもちかえり「病気の本棚」
ウイルス・菌の予防には
★体力を落とさない
★洗う(うがい・手洗い)
★人混みを避ける
当たり前過ぎて しーーーーん、としている気がする・・・・笑笑
ま、医師の言えることなんてこんなもんなのよ 笑
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ヘッダー画像は みんなのフォトギャラリーより、イラストレーターのia19200102さんの作品をお借りしました。あ、この間もこのシリーズでお世話になりました!
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