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建築家アルヴァロ・シザの作品に会いに行く。〜ポルトガル家族旅(22)

ポルト滞在3日目、今日は夕方の電車でリスボンに戻りますが、それまでどこをどう回ろうか・・・と話した結果、娘の興味(建築関係)の場所を回るか、になりました。

朝ご飯にオムレツ・・・焼き方はスパニッシュオムレツ風。個人的にはフランス風のふんわりとろっとしたやつを期待したのだが(^_^;) でもまぁ、考えたら食文化だって影響うけて似てるのはスペイン、そうだよねぇ。どっちが先かは分からぬけれど。
今日は(も)雨。
こころなしか、レストランの準備もゆっくり目にみえる朝
最初の目的地はホテルから15kmほど北上したところ、タクシー(Uber)で30分強です。
雨だけどこのくらい(霧雨)なら日本人の私達には平気。ヒマワリが目をひいたので車内からぱちり、ヴァン・ゴッホ展やってるのかな。。。後で調べたらImmersivus Gallery Portoというところで常設展的なものらしいけれど、評価は高いみたい。なんでポルトで?というところはわかりませんでした・・・
向かったのは「シザのプール」(正式名はレサのプールLeça Swimming Pools)です。
アルヴァロ・シザはポルトガルを代表するモダニズム建築家。「建設される場所の特性にインスパイアされており、その地に欠けているものを埋める建物を作ろうとしている」と言われているそうです。(リンクはWikipedia)
この海の家的なものが、それ???(違いました)
さらに先に進むと、シンプルなコンクリート造りの建物が・・・その通路を辿っていくとこれ。有名なシザのプールです。
シーズンじゃないからね・・・でもこれはこれでまた、風情というか。
シザの作品だよ、という碑(多分 苦笑)
「建築費を出来るだけ安く」という市の要請に応えたというけれど、シンプルさがかえって光る感じ。ところでこれはシャワー室のサインかと思ったんだけど、どう思います?
夏にはこんな感じなんですね。子供用の岩場プールと、大きな四角のプールと。
こういう公共プール、いいなぁ。
そうそう、建築系雑誌Casaにも載ってたみたいです。
さて先にどんどん進むと、レストランでしょうか、カモメがえらくたくさん・・・
あ、猫。
ここにも猫。
どんどん歩きます。この先にアルヴァロ・シザのデザインしたレストランがあるとのことで(お腹は空いてないし開店前だけど、折角だから見ていこうと)
ボア・ノヴァ灯台と、鉄でできたアート「A linha do mar(シーライン)」。
国際的に有名なポルトガル人アーティスト、ペドロ・カブリータ・レイスの彫刻作品だとか・・・彫刻っていうのか、これ?(翻訳はdeepLにおねがいしてます)
カブリータ・レイスによれば、この作品は「海の水平線に対する新しい視点」を提示し、「その形状や幾何学的な形、海との重なりによってさまざまな解釈を提案する」ものであり、人々が座り、交流し、海との近さを楽しむことができる場所、だそうです。
遠くに見えてきたあれかな、Casa de Chá da Boa Novaというレストラン。ミシュランの星を取ってる Rui Paulaさんのお店です。
てくてく歩くこと、シザのプールから10分ほど
レストランの表。あの階段を上って右手に入り口がありました。
Casa de Chá da Boa Novaがシザの作品であることが刻まれています。
レストラン入り口
石畳が!複雑な形の石をきれいに並べるのってかえって難しそう・・・
ボア・ノヴァ・ビューポイント/旧ボア・ノヴァ灯台の麓。レストランのすぐ横です。
岩場に潜んでるようなレストランの建物だねぇ。
さて、ポルトに戻ります。Uberを電気自動車(EV)で頼んだらなんと!BYDだ!EVにのってる夫婦としてはかなり嬉しい。(BYDは中国のEVメーカー。アメリカには多分、まだ入ってない・・・というかアメリカが輸入阻止してるのか?)
なかなか斬新なデザインがドアを開けるハンドルに。オーナーさんは「この車?満足してるよ!」って言ってました。私は運転したわけじゃないけど乗せて貰っても快適なクルマでした。
次に向かったのはポルト市内のカーサ・ダ・ムジカCasa da Música 音楽ホールです。建築系のひととしては確かに見たいんだろうな。
・・・スターウォーズに出てきそうだと思ったのは、私だけではないはず・・・

Casa da Músicaの中のこととか、次に続きます。

【おまけ。】

関係ありませんが近所で見たモデルYのテスラ。ナンバープレートにウケました。(テスラ車にMYTESLAとかいうナンバープレート付けてる人よりずっとセンスいい)



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