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アイスランド旅行記(11)

さて遅々として進まない4日目のスナイフェルスネス旅行記、というかこの先まだ3記事くらい4日目の写真です(大笑)。さすがはパワースポット←関係ない。
今回は⑫のオーラフスビークという港町から東(地図の右側)に進んでいくところです。

天気は相変わらず晴れて曇って突然雨/雪が降って、また晴れて。それがまた風景を魅力的に見せるんだからもう大変(なにが。)。

晴れていたのがまた曇ってきました。でも海の色は相変わらず引き込まれそうな深い青。町はちかいはずだけど、フィヨルドだから入り組んでいるのか見えません。(この後、道を回り込んだところにありました)
オーラフスビークに立ち寄った理由は、2日目にとられた駐車禁止チケットの支払いのため。なんでもアプリのシステムバグなのか登録していてもチケットを切られることが時々あるとかで文句を言うことも出来るらしいんですけど、「3千円くらいの罰金なら払っちゃった方が気持ちが楽」ということで銀行に寄りたかったんです。で、△oogleマップで出たところの名前をみて「え?ここ、ホテルじゃないの?」と言った理由は青い看板でお分かりでしょうか。
ちゃんと銀行でしたが・・・笑 無事支払いを終えて気持ちが楽になった私達。ところがこれは後日譚まであるのでしたwww(そのうち書きます)
オットが銀行に行っている間、車をおりて振り返るとこの景色・・・いやね、素晴らしいんですけどね、妙に親近感あるんですよね。ユタ州、こんな岩壁の下に町、って結構あるんですよ(大笑)。もっと岩肌がカラフルですけどね。
まぁ、アイスランドに親近感を強くもつ理由の1つなのかも。。。
銀行のよこにガソリンスタンドがあったんで入れていきます。このN1っていうところ。ほかのガソリンスタンドも「O」という1文字が看板にあったりで、なんかわかりやすい!って微笑ましかった。
ガソリンは緑です。水色はなんだろう?そしてヨーロッパ圏との関係の深さからか、ディーゼルが多いんですかね。いずれにしても激高ですが。1リッター340円くらいって前にも書きましたが、そうそう、アイスランドは国内どこでもガソリンなどの値段は均一です。それもある意味すごいな。(アメリカはアホみたいに地域で違う)
ガソリンスタンドにコンビニ、はこの国でも普通。そしてどうやら経営は違うらしい(ガソリンのことをきいたら「さぁ」的な返事を返されたw)。それから、ロードトリップでトイレが必要なときはここで借りることができます。
町を出たすぐの所に・・・え?展示船?なんか案内板があったので、本当に展示しているのかも。このあたりは大昔から捕鯨をしていたところで、今はホエールウォッチングツアーなんかもオーラフスビークから出ています。
それにしてもこの海の色!そしていろんな表情の山?丘?
フィヨルドなんだなぁ、と思うのは、こういう「川の狭いところ」に小さな橋をかけてできるだけ直線で結んでいる道をみるとき。そしてどこでも、景色に言葉を失ってばかりです。
でも海岸線はやっぱり似ている風景(笑)。自分でも「ん?昨日のアクラネース近くでも同じ様な風景、見なかった?」と思いました。でもいいんです、美しい風景だから。
外洋?に接するところはさすがに凍ってないですね。凍ってしまうのは入江の奥の方ってかんじなのか。
必ずある教会。そうそう、キリスト教を国教に決めた際、各地方のゴジ(首領)は競って教会を自分の家の側にたてたのだとか。そして子息を司教にしてひとつの「教会圏」みたいなのをつくるのが、力を示し立場を強くする方法だったといいます。同時にこれで「読み書き」出来る人が増えて、後にはヨーローッパ全体の歴史を知ることもできるようになるサガ(saga=sayなので口伝の意味)やエッダ(北欧神話の初期(ヴァイキング時代)の形態を伝える文書群)が残され、かつ詩人が生まれ歴史書を残すのが得意なアイスランド人(色んな国の王様なんかに重宝がられた)がうまれたといいます。11世紀から12世紀に花開いたアイスランド文学は中世ヨーロッパを知る手がかりとしても有名だとか。
木々がないというのもありますが、この山と住居の組み合わせ、見晴らしの良い風景はやっぱり独特できれいだなぁ。
また雨がちらつき始めました。でもそれすら景色の神々しさを増すばかりというか・・・息を飲みます。向こうに見えてるのは多分、西部フィヨルドの多い半島でしょう。
前方に突如、なんだなんだ?というかんじで地層が雪でさらにくっきり見える山?が。半島の北側を走っているだけなのに目まぐるしく景色は変わり、寝てなんていられない・・・と思うけど子供は後ろの席で寝てましたねwww
廃墟すら絵になる。
次の目的地グルンダルフィヨルズルはどこだろう・・・あの山を回り込まないといけないのか?その辺がわからないのがフィヨルドの入り組んだ地形ですね。
ぱぁっと開ける場所に出ることがあります。暖かくなったら羊の放牧なんかも始まるんでしょうか。(くどいですが私達が行った時期は例年になく寒いときでした。普段は最低気温も0度前後らしいんですけど)
町がみえてきた!グルンダルフィヨルズルかと思われます。凍っているので、多分相当入り組んだ入江なんでしょうね。
最近ではアイスランドを象徴する山とまでいわれているキルキュフェットル。そんなに大きいわけじゃないけど、存在感がすごい。アメリカのドラマ、ゲーム・オブ・スローンズでは「矢尻の形をした山」と描写されています。テレビで世界的に有名になる前から、写真家や自然愛好家を魅了してきました。
凍り付いている入江のほうまでうちの家族は歩いて行ってました。足許が危ない私は車の側からみんなの写真を撮るのみ。。。望遠あってよかった。
振り返っても、美しい景色。凍った入江。通り過ぎちゃったキルキュフェットル滝も右端のほうに見えてるんですが、わかるかなぁ?
ということで振り返ってのキルキュフェットル滝。
こちらは水辺にいったオットが撮ったやつ。iPhoneのカメラすごい。
「向こう見てくる」「えー凍ってるだけで同じだよ」という父娘の会話が聞こえてきそう。
さぁ、先に進みます。それにしてもこういうところの暮らし(山の麓にぽつん・・・)って、どんな感じなんだろう。
グルンダルフィヨルズルが目の前になりました。ここも漁業で昔から栄えているとのこと。

(結局今回の記事も地図の⑫から⑬までしか進んでない…)


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