技術を使いこなし、現場課題を解決できるようになる - もいせん0期の授業紹介
こんにちは。ものづくり医療センター(通称もいせん)講師の光岡です。
今日は0期で実施した授業内容について紹介します。
(※0期はトライアル実施のため、1期では下記の内容から変更される可能性があります)
もいせんでの授業の様子や、卒業制作について気になった方は、以下の記事をご覧ください。
技術を使いこなし、現場課題を解決できるようになる授業設計
もいせんでは、医療者が技術を使って現場課題を解決できるようにするため、技術を使いこなせるようになることをポイントに授業を行っています。
授業初日の一コマ(obnizでLEDを点灯(=Lチカ)させている様子)
逆の言い方をすると、プログラミング言語の説明やコードの詳しい書き方については授業設計の中に入っておらず、必要に応じて各自で学習する形としました。
その背景については、下記記事に内容がまとまっていますので、ご一読ください。
制作の"ベース"となる技術と"味付け"となる技術
授業で扱ったテーマは、大きく以下の2つに分類され、優先度の大きいものから順番に伝えていく授業設計となっています。
・制作のベースとなる技術の使い方
・制作の味付けとなる技術を使い方
料理で例えると、最初に肉や魚の調理方法(=ベースとなる技術の使い方)を学び、まずは焼いたり煮たりできる(=使える)ようになります。
その後、調味料やスパイス(=味付けとなる技術)の使い方について学び、最後にそれらを組み合わせて料理を仕上げる方法を学ぶような順番です。
DAY1~3:ベースとなる技術の使い方を学ぶ
前半では、制作のベースとなる技術の使い方をソフトウェア・ハードウェア両面から学んでいきます。
0期の卒業制作では、多くの制作物でベースとなる技術が利用され、味付けとなる技術は必要に応じて取り入れられています。
ベースとなる技術の例:
・LINE Bot (Messaging API)
・Webアプリ
・IoT (obniz)
授業中の様子
DAY4~8:味付けとなる技術の使い方を学ぶ
後半では、制作の味付けとなる技術の使い方について学んでいきます。
ベースとなる技術と組み合わせて使うことで、より幅広い問題を解決することができるようになります。
味付けとなる技術例:
・ブラウザAPI(位置情報、ボイスコントロール など)
・AR・VR
・AI・機械学習
・iPaaS (IFTTT, Integromat)
・ノーコードツール (STUDIO, AppSheet)
授業中の様子
最後に
もいせんでは、医療者がテクノロジーという武器を手に入れ実装できる力を身に着けるため、技術を使いこなすための授業設計を行っています。
興味を持たれた方は、下記Webページからぜひお申し込みください!