今週の日記｜希望的観測はただの希望でしかなくて

10月20日　伯父さんの出番

午前中、「文通」をしている中2男子に手紙を書きました（甥っ子とかそういうのではなく、ふつうに「友人」です。笑）。先日もらった手紙の中で気に入っている音楽などいろいろ教えてくれたので、そのことへのお礼とか。

挙げられている曲の時代やジャンルが、さすがサブスク世代というべきか見事にまちまちなあたり、ぼくら世代にはむしろ意外性たっぷりで面白い。自分の感覚にフィットする曲を、自在に飛び回りながら摘み取ってゆく感じなのでしょうか。「A面」「B面」といった聴き方が廃れてもうずいぶん経ちますが、遠からず、ごく一部の「マニア」を除いて「アルバム」という感覚も失われてゆくのかもしれませんね。

せっかくなので、押し付けっぽくならないよう十分注意しながら（「うっせぇわ」問題がトラウマ。笑）、こちらからもいくつかおすすめ曲をリストアップ。

おかもとえみの「HIT NUMBER」は、たまたま耳にして気に入ったと先日の手紙に書かれていたEVISBEATSがリミックスをしているのでさりげなく混ぜてみました。でも、サブスクだととっくにAIからおすすめされている可能性が高いですよね。AIに負ける伯父さん。

でも、いつかこの曲の「切なさ」がわかるようになった頃には、また一段深い話ができるようになったりするのでしょう。AIではなく、そのときこそきっと伯父さんの出番ですね。