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活動日誌

先日FIKA FABRIKENさんでの展示『シナモンロールにあこがれ展』を終えたばかりのフードイラストレーターまるやまひとみさんから、その折に展示したmoiのフィンランド風シナモンロールの作品画像を頂きましたので、ご本人の了解を得た上でこちらでもご披露させていただきます。

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食べものって、視覚と嗅覚と味覚、なんなら触覚と聴覚も、が渾然一体となってはじめて「おいしい!」という感動につながると思うわけですが、そのひとつひとつの感覚がしっかり伝わってくるまるやまさんの絵は、まさに「おいしい」絵だなあと初めて目にしたとき直観的に感じました。

僕には、その点、まるやまさんが描く食べものにはちょっと熱帯の植物とか動物を描いた大航海時代の博物画に重なるところがあって、それはきっとまるやまさんの「いい匂い!」とか「キレイ!」といったような素直な驚きや喜びがそのまま絵の中に閉じ込められ息づいているからなのだろうと密かに思っています。

まるやまさんの『シナモンロールにあこがれ展』は終わってしまいましたが、FIKA FABRIKENさんではちょうど『真白をあるく〜はじめてのフィンランドひとり旅』の著者、星成美さんの展示も続いて開催されていて、個人的には両方とも伺いたかったのですが、店の閉店そして片付けのドタバタと重なってしまって本当に残念。

とはいえ、まるやまひとみさんの方は年末にかけて展示が続いてらっしゃるようなので、機会があればみなさまぜひ↓

ウタタネ喫茶室 http://utatanechannel.pya.jp/

まるちゃんさん、moiのシナモンロールを素敵な作品として残していただいてKiitos!!

10月23日 コンペその後

午前中、モイで例のコンペ案の打ち合わせ。

コンパクトな空間ながら、これまでモイがやってきたことこれからモイがやろうとしていることを巧みに落とし込んだ図面をさっそく柴クンが持ってきてくれる。こういう当意即妙さはやはり一朝一夕には生まれえない。お客さんとしての10数年の歴史があり、その時間の積み重ねを通してモイの核のようなものを理解してくれていればこそである。

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