2000年前後に世界的なムーブメントを起こしたエレクトロニカ/フォークトロニカ。
掴み所のないこのジャンルの最盛期である90年代後半から2004年までに絞って振り返る。
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エレクトロニカは何を夢みたのか?⑦/エレクトロニカの後を埋めるOPN、そしてVegynで感じたエレクトロニカの残像
※有料に設定していますが全文読めます。 2004年ごろにエレクトロニカのムーブメントが収束した後、継続して活動を行う人も少なからずいたが、リスナーの多くは離脱していった。そんな中で00年代後半に登場し全方向にエクスペリメンタルな音楽を奏でていたキーパーソンがチャック・パーソン名義で作品を発表していたダニエル・ロパティンだったと思われる。彼の活動の最初期は、2010年代初頭のYoutubeカルチャーとして台頭したヴェイパーウェーヴの始まりを告げた2010年のアルバム「Ecco
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