見出し画像

針と糸は時空を歪ませる

私は今年刺繍を始めた。子供の頃は手芸が大好きで、小学生の時は手芸クラブに入っていたし、自宅ではかぎ針で編み物をしたり、ビーズ で動物を編むやつ(なんて言う名前だっけ?)もしてた。でもいつからか自分ではやらなくなり…刺繍は高校生の時に授業でやって以来。

そんな私が今年急に刺繍を始めたのは、Twitterでハロプロ手芸部の皆さんの作品を目にして憧れたから!実に単純な理由。自分も可愛い女の子を自分の手で作品に落とし込みたい!絵を描くのは苦手だけど、刺繍ならいけるかも?!と思って始めました。


最初に縫ったのはりかみこ。アンジュルムックのお気に入りのカットで、2人のリンクコーデが可愛かったのと、"りかみこ"というコンビが大好きなので、どうしてもこれを縫いたかった!職場のロッカーでサシェを入れて吊るすために巾着にした。巾着も手作り!

画像1

これを縫う前に、100均で買った刺繍キットで色んな縫い方の練習は一応した。でも、数年ぶりに針と糸を持って、いきなり人物を縫うのはかなり難しかった……

まず、同じ幅で縫えない、下絵通りに縫えない、髪型なんか変…反省点は言い出したらキリがない。

でも刺繍って楽しい!!って思えたのは大きな収穫だった。自分の手で何かを作り出すのって楽しい。自分はものづくりが好きなことを思い出した。


2作目は「とっておきのオシャレをして」のMV衣装のりなぷー 。ブローチです。MVの中でこの衣装と髪型が一番好き。

画像2

そして2作目にしていきなり私はビーズ刺繍に挑戦した。パールビーズをきつく縫いすぎてしまって、上下してるのが何とも見苦しい…同じ幅で縫い進める課題はまだクリアしてない…そもそも下絵が下手なんだろうな?って思ったり。

でも、いつかこれを付けてりなぷーのイベントに行くのが夢!りなぷーイベント待ってます!!


3作目はベラスケス≪青いドレスのマルガリータ王女≫。ハロプロ以外を縫ってみた。

画像3

2018年のプラド美術館展で、作品の登場人物が刺繍ワッペンになったグッズが売っていてすごく欲しかったんだけど、当時の私には手が出なくて…(1500円のワッペンは買えないのに3000円の図録は秒で買うという価値観)それがすごく心残りで…買えなければ自分で作ってしまえばいいじゃない!ということで作りました。これを付けてハプスブルク展に行く。

これはそんなに細かいところがないから、粗があまり目立たないから助かった笑 刺繍してみると、作品をじっくり見られて新たな発見があるのも面白かった。美術作品を刺繍するのハマりそう。でも、画家への敬意は忘れずに。


今年は3つしか作れなかった。来年はもっと色んな作品を作れるようになりたいな。

手先を動かすのは癒される。何か一つのことに集中すると、日常と時間を忘れられる。上手く作れないと落ち込むけど、日々精進!の精神で来年もがんばろう。楽しく作るぞ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?