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出窓レイアウト製作記(119) タクシー営業所と室内照明

 部屋を片付けたら出窓の一角が空いたんで、ここにレイアウトを敷設できないかと突然思い付きました。
 といっても鉄道模型は中学生の頃ハマって以来なので半世紀ぶり?
 いろいろと調べながらまったりやりたいと思います。

出窓レイアウト製作記 第119回 タクシー営業所と室内照明

建物を10軒ぐらい作る予定なんですが、出来れば照明を入れて夜景を作りたい。実はJAMで照明キットも買ってあります。

ただ建物ひとつひとつにLEDを入れて配線するのは大変。
また、明かり漏れ対策で内壁を黒く塗ったりアルミ箔を貼ったりしないといけないらしい。

そこで考えたのが光学繊維。LEDはベースの下に仕込んでおいて、そこから光学繊維で建物に導光する方式。これなら光軸だけ合わせて建物を置けば配線もいらないし、ひとつのLEDでたくさんの建物に明かりを灯せそう。光量も少ないので漏れ対策も楽そうです。

で、見つけたのがタミヤの透明ソフトプラ材の2mm丸棒。工作用ですが導光材としても使えるらしい。さっそく購入して試してみます。

うーん、ちょっと光量が足りない。Φ2では細すぎるか。

そこでAmazonでΦ4の光学繊維を購入。

うん、これならいけそうです。

まずは目立たないところに置く建物に仕込んでみます。
街道沿いに反対向きに置く予定のジオコレのタクシー営業所で試します。


ジオコレのベースの下にプラバンで土台を作ります。

これがジオコレの床板
車庫のほうにΦ4、事務所のほうにΦ2の光学繊維を植えることにします。

ジオコレの床板がハマるように、プラバンの1.2mmの板に2mmの角棒で縁取りして土台を作ります。光学繊維用の穴も開けておきます。

プラバンを重ねて土台の足を作ります。

プラバンの裏に接着。

床板をはめてみるとこんな感じ、OK

もうひとつ考えたのは建物の固定。接着してしまえばいいんですが、ホコリがたまって掃除したり、模様替えしたくなったときのために完全に固定はしたくない。といっても固定しないと、傾けたときに落っこちそう。

そこで磁石で止めることにします。別に強力な必要はないのでネオジムではなくふつうのフェライト磁石、大きさも小さいの(Φ10)にします。

床板と土台にΦ10の穴を開けます。

穴に磁石を接着します。


レイアウトモジュールのほうも加工。
スタイロフォームとベニヤ板に、ドリルで光学繊維を通る穴を開けます。


土台に光学繊維を接着して塗装します。


穴に光学繊維を通して土台をレイアウトモジュールに固定。これで建物の位置が決まります。


モジュールの裏側に出た光学繊維に被せてLEDを固定します。とりあえずはテープで仮止め。

床板にΦ2とΦ4の4の光学繊維を植え込みます。光学繊維が目立たないように先端以外をグレーに塗ったら、土台にベースを載せてみます。

建物の天井には反射用のアルミホイルを両面テープで貼ります。


建物を組み立てて仮り置きしてみます。


うーん、車庫はいいけど左の事務所が暗いですね。やっぱりΦ2では無理か。

事務所のΦ2の光学繊維もΦ4に交換しましょう。

土台のΦ2の光学繊維を引っこ抜いてΦ4に差し替え。うん、けっこう明るくなった。

建物の床板もΦ2を引っこ抜いてΦ4に差し替え。


また建物を仮り置きして

お、いい感じ(^o^)

こっちから見ても、なかなかいいんでないかい?

(建物のすき間や地面の下の光漏れはあとで対策します)


よし、これでOK!今後は

「地面の下にLED+土台にΦ4の光学繊維+床板にもΦ4の光学繊維+天井にアルミホイル」

を当レイアウトの標準仕様にすることにします。

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