第18回 人・形展 丸善・丸の内本店ギャラリースペース(人形展の見方に気がついた)
先週、食わず嫌いは良くないと思い、興味のない「絵巻物」を観に行くと思っていたよりも興味深く、新しい発見もあった。
今週はどちらかというと「苦手」な部類。
なぜ、人形が苦手なのかを知るために観に行った。
今回の展示会、作家さんによっては撮影禁止もあり撮影に捉われることなく「(人形が)苦手な理由探し」をメインに見て回った。
雑感
今回の展示を見て分かったのは、自分なりの人形の見方がなかったこと。
写真は「1枚」より「組写真」、絵画なら「〜美術館展」よりも「個展」。
物語であれば多くの小説家の作品が並ぶ「月刊誌」ではなく、小説家一人が書いた「単行本」それがエッセイ集であっても。
音楽は「シングルのヒット曲」ではなく、数曲入っている「アルバム」。
アーチストの作品を受け止める時、その作品のテーマが見えてこないと落ち着かないようだ。
今回の人形展、複数の人形を展示している方の作品を観ながら、無意識にそのテーマを探している自分に気がついた。
途中からそれに気がつき、テーマを感じ取れそうな作品を中心に観て回ると、それなりに楽しむことができる。
やはり、食わず嫌いを改めるのは良いようだ。
MOH