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第18回 人・形展 丸善・丸の内本店ギャラリースペース(人形展の見方に気がついた)

先週、食わず嫌いは良くないと思い、興味のない「絵巻物」を観に行くと思っていたよりも興味深く、新しい発見もあった。

今週はどちらかというと「苦手」な部類。
なぜ、人形が苦手なのかを知るために観に行った。

https://www.marunouchi.com/event/detail/15214/

今回の展示会、作家さんによっては撮影禁止もあり撮影に捉われることなく「(人形が)苦手な理由探し」をメインに見て回った。

多くの作家さんが展示しているので会場の雰囲気は『雑多感』
入ってすぐ左手から巡回すると、最初の方は比較的整然としている
作家さんの「人形がスキ」な想いは伝わってくる
複数の作家さんの作品が並ぶと、見ていて収拾がつかなくなる
この作家さんの作品はスキ。人形っぽくないし😅
背景を何かで覆えば、世界観が出てきたはず
この展示も背景がないのが寂しい
そう! こんな感じ。
背景を黒い布で覆い、緑を配置するだけで人形が引き立ってくる

雑感

今回の展示を見て分かったのは、自分なりの人形の見方がなかったこと。

写真は「1枚」より「組写真」、絵画なら「〜美術館展」よりも「個展」。

物語であれば多くの小説家の作品が並ぶ「月刊誌」ではなく、小説家一人が書いた「単行本」それがエッセイ集であっても。

音楽は「シングルのヒット曲」ではなく、数曲入っている「アルバム」。

アーチストの作品を受け止める時、その作品のテーマが見えてこないと落ち着かないようだ。

今回の人形展、複数の人形を展示している方の作品を観ながら、無意識にそのテーマを探している自分に気がついた。
途中からそれに気がつき、テーマを感じ取れそうな作品を中心に観て回ると、それなりに楽しむことができる。

やはり、食わず嫌いを改めるのは良いようだ。

MOH

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