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Book reviews over 10 years ago;Part3

Part1, Part2 と続けば、次は Part3 になりますよね。
Star Wars, The Lord of the Ring …
少しレベルが違いますが…
以下の書評も今まで通り、過去に記載したままです。悪しからず。

ファシリテーション・グラフィック

「会議の進め方」みたいな本は巷にたくさんあるし、今までにも何冊か買ったことがある。
でも、今ひとつなんだよねぇ...
買う方はテクニックを求めているのに、内容が出席者のマネジメントに終始していたりする。
そんなの会議によってメンバーが違うし、その時その時の立場によるから、教科書的に書いても無駄だと思うのは、私だけでしょうか?
出席メンバーとの関係の構築は、会議開催前に済ませておくものだと思います。
この本は全編気持ち良いくらいテクニック満載です。
鬱陶しい話は書いていない。
この本を読むと会議といえども視覚化(見える化)が重要であることがわかります。
視覚化の技法(3C, SWAT, ポートフォリオ分析、等々)も、てんこ盛りなのがいいですね。
ネタのない著者だったらこの技法一つだけで一冊書いてしまいそうなネタ満載です。
プレゼン資料を作るときのネタにも使えます。


包帯クラブ

この冬、初めて風邪をひき、久々の有給休暇。
ベッドの中で即読了。
高校生のさわやかな、ほのぼのとした物語(と私には感じた)。
この筆者の本は全然読んだことがないのだけど、他の本は重そうなので、いまのところ読む予定なし。
話が進む中に、事後(10年以上?)のメンバーからのメールが所々に挟まれているのが今風。
そのメールが、読み進む中で違和感なく読めてしまうのは、筆者のバランス感覚か?

効果10倍の“教える”技術―授業から企業研修まで

社内のHR部門から「研修一コマよろしく」を頼まれ、こういう機会だから今までと少しやり方を変えようと思って読んだ本。
ここ数年、毎年春に受け持っている研修にマンネリ感が出ているせいもある。
最初の感想。「(仮にわかっていることが多々あったとしても)インスパイアされる所があるからこの手本は時々読むべきだね。」と思いながら読み進めました。
著者は元々教育者のようです。「最高の...」の訳者でもあります。
全編、著者の教育への熱意がほとばしるような本ですが、新書ではやや紙面が少なかったか?
でも、いくつかの数値資料は参考になった。
研修前、研修中より研修後のフォローアップの方が研修による効果が出るという。
社内研修において、上司が協力的でない研修は効果が全くないとか。
実感します。


雑感とか

いかがでしょう?
自分で読んでいて、Part1, Part2と同様に「昔は生意気なことを書いていたな」と思いますが、一方で「今よりも勢いがあったな」とも思います。

Part1で気にしていた小説のPV数ですが、平常モードに戻りつつあるようです。
安定を重視して就職したつもりの会社が・・・ブラックな地球防衛隊?だった件
今まで通り、ゆっくりと進められそうです😊

過去の書評はPart4で、とりあえず終了予定です。
ここまでお読み頂き、ありがとうございます。
MOH