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女神のカフェテラス(コミック:瀬尾公治/アニメ:手塚プロ)ヒロイン多すぎのラブコメディ

舞台設定は三浦海岸。
京急の三浦海岸駅も出てくるので三浦海岸から津久井浜にかけての場所だと思う。
最近はご無沙汰だが、一時期よく通ったので、場所と雰囲気はよく分かる。

都心に近いが、湘南のように垢抜けていない感じがこの物語の設定に合っている。
場所の具体名が出てくる物語は、その設定がありえないものでも物語の中に入って行きやすい。

この物語、とにかくヒロインが多い、19才の男子1人に女子5人が初期設定。そのあと5人追加でさら1人出てくるので、色の付いていないコミックは、注意して読まないと誰が誰だか分からなくなる。
(パッと見、違いがわかるのは髪型くらい)
カッコウの許嫁』も、複数のヒロインが出てくるが、数の多さでは群を抜いている。
最近のラブコメは、ヒロインバブルなのだろうか?

ネットでは同じ『週刊少年マガジン』に掲載された『五等分の花嫁』に似ているとのコメントも。

概要とあらすじ(コミック)

女神のカフェテラス』(めがみのカフェテラス)は、瀬尾公治による日本の漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて、2021年12号から連載]。
瀬尾としては、通算6作目となる『週刊少年マガジン』連載作品であり、前々作の『風夏』同様、前作『ヒットマン』の最終回と同時に第1話が掲載された。
舞台のモデルは、神奈川県にある三浦海岸であり、主人公が祖母の遺産である喫茶店を舞台に、5人の女の子の共同生活を描くラブコメディとなっている。
東京大学に合格した男子学生・粕壁隼は喧嘩別れした祖母の訃報を聞き、3年ぶりに帰郷する。

祖母が経営していた喫茶店「Familia」に足を踏み入れると大学生の小野白菊月島流星、高校生の鶴河秋水、フリーターの鳳凰寺紅葉、専門学校生の幕澤桜花という5人の美女に出会う。彼女たちは「Familia」に住み込みで働いている従業員であり、先代マスターである亡き祖母に集められた孤児だった
隼は「Familia」を畳んで月極駐車場にしようとするが祖母の想いや桜花たちとの絆を知り、「Familia」を再建することを決める。

Wikipediai)

5人の女性は、どちらかといえば良いところのお嬢さん設定。
家督を継ぐ継がないのエピソードも出てくる。
4月からTVアニメも始まったが、wikiは訂正されていない。


雑感

アニメは始まったばかりなのでなんとも言えないが、裸のシーンが多く初回から白い光の入る場面は白ける。放映後に板で売る版を手抜き修正をしているのかもしれない。

5人の髪の色を変えたのは正解。そうでないと見ていて誰が誰だか分からない。

話の筋は少年コミックスのハーレムもの。
主人公がそれに惑わされながらも、他にやることがあり(今回はカフェの経営)気持ちをそちらに優先させる(恋愛に鈍い設定)のも良くある設定。

途中から女子3人が事あるごとに主人公へアタックを掛けたり、高校生も含めた5人が主人公の晒された股間を観察するところ『恵方巻きほど大きくない、とか』や、その場の流れで主人公が混浴風呂で高校生の乳を揉むところは新しい表現かもしれない😅
(現実にやると逮捕なわけだが)

1年以上連載され、それでも数人とキス止まりなのは少年誌らしい。
キャラクターの成長や、ドラマ的な盛り上がりもなく淡々と話が進んでいる。

女子5人が可愛らしく設定が面白いので読んでみたが、イベントも一通り行われ、物語の中でも1年経過したので、この先、新しい展開を持ってこなければ、グダグダになってしまうのではないか。

主人公とヒロインたちの祖母の話(祖母たち全員が『偶然⁉️』昭和30年代に都内の喫茶店「Familia」に勤めていた設定。経営者は主人公の亡き祖父)を持ってきているが、それをエピソードにするのであれば、それなりの時代考証をやっておかなければコミックといえども陳腐になる。

一つ一つのエピソードはよくある話だが、✖️5人なのでボリュームが増え連載はやりやすい。
エピソード毎にメインヒロインを交代させるので、読者の飽きを防ぐことが出来る。

内容は昭和的で、読者や視聴者はそれなりの年齢が対象だと思う。
(若い人たちは、ついてこないはず)


MOH

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