見出し画像

アニメ :: NieR:Automata Ver1.1a(ニーア オートマタ) 人類のために戦い続ける、命なき<アンドロイド>の物語

2023年1月から中断しながら(制作側の都合)放映されているアニメ。
全何話になるのか不明だが、8話まで配信されている。
プライムビデオなどで視聴できる。


西暦5012年。突如地球へと飛来してきた<エイリアン>と、彼らが生み出した<機械生命体>により、人類は絶滅の危機に陥った。月へと逃げのびた僅かな人類は、地球奪還のため、<アンドロイド>の兵士を用いた反攻作戦を開始。しかし無限に増殖し続ける<機械生命体>を前に、戦いは膠着状態に陥る。人類は最終兵器として、新型のアンドロイド<ヨルハ>部隊を地球へ派遣。新たに地球へと派遣された<2B>は先行調査員の<9S>と合流し、任務にあたるが、その最中で、数々の不可解な現象に遭遇し……。これは人類のために戦い続ける、命なき<アンドロイド>の物語――。©SQUARE ENIX/人類会議

Amazon


ゲームを知っている知人から勧められて観てみた。
プライムビデオで内容を確認すると「西暦5012年」の設定が気になる。
原作ゲームは、累計750万本出荷されたアクションRPG。

世界観

「アンドロイド」と「機械生命体」

このアニメ、元のゲームを知っていて観る人が多いと思う。
知らない人が予備知識無しに第1話を観ると、少なからず戸惑うのではないか。
(除く、SFが好きな方)

上に引用した解説でも「アンドロイド」と「機械生命体」は何が違うのか?と感じるのでは。
第1話を観て何となくわかったが、調べてみると次のように説明されている。

感情を持って生まれながらもヒトの道具として動くアンドロイド。 感情を持たずに生まれながらも自我を芽生えさせ道具としてではなく一つの生命体として生きようとする機械生命体

ニーアオートマタ 機械生命体とアンドロイドは電気仕掛けの夢を見るか

検索するとnoteの記事に辿り着く😊

メインキャラクター

【人類サイド】
2B
(トゥービー):主人公、戦闘タイプ女性型アンドロイド
9S(ナインエス):スキャナータイプ男性型アンドロイド、主人公をサポート
A2(エートゥー):プロトタイプ、司令部から脱走兵扱いされている

リリィ:レジスタンス部隊のリーダーを務める女性型アンドロイド
ジャッカス:レジスタンス部隊の技術担当女性型アンドロイド

【エイリアンサイド】
機械生命体:攻撃型、平和型等色々。進化したアンドロイド形態のものもある

世界観

3月下旬の第8話以降、放映(配信)が休止している。
アンドロイドと機械生命体が戦い、アンドロイドが敵を調査をする目的でディストピアな地球の彼方此方を訪れ、自分たちが与えられたデータにはない機械生命体に遭遇する。

西暦5千年でも建物の構造はあまり変わらないらしい

生き残った僅かな人間たちは月に避難している設定だが物語には登場せず、人間くささいっぱいのアンドロイドと機械生命体が戦い、言葉を交わしたりする。

絵は細かく描かれ美しい

アンドロイド司令部(宇宙空間にある)の命令は絶対で、地球に派遣されたアンドロイドたちはそれに逆らえず、機械生命体を殲滅しなければならない。
アンドロイドたちは会ったこともない人間の『人類に栄光あれ』を唱和し、上から指示されるままに戦っていく。昨春から続く東ヨーロッパでの戦争を思い出す。

ゲームが原作のSFアニメだが、全体的に戦争の虚しさが漂う。
ところどころでアンドロイドの主人公たちが、戦いの必要性を自問自答する。

記事に掲載した動画と画像は全て公式HPから
https://nierautomata-anime.com


Wikiにゲームの詳しい説明がある。
結果としてアニメのネタバレにもなるので要注意。


終始、虚しさや悲しさを感じさせる物語だが、SFとしての世界観はしっかりと作られており、8話を通しで観てしまった。
気になったシーンは見直すと思う。
 
世界観に破綻がなく、絵が綺麗なSFアニメーションは、1話が程良い時間(20分足らず)なので、隙間時間につい観てしてしまう。
リコリス・リコイル」ほど気に入ったわけではないが、また観ると思う。

リコリス・リコイル」は、ここ数年で1番のお気に入りアニメ。
錦木千束(にしきぎ ちさと/ cv 安済知佳)の台詞回しがスキ😊
 
でも、同じ声優が演じた他のアニメを見てもピンとこない。
この物語の中だけのキャラクターが気に入っているのだと思う。


MOH

この記事が参加している募集