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「君は放課後インソムニア」(Insomnia:不眠症)」能登半島観光を誘うコミック

随分前に1巻を無料で読んだ記憶がある。

4月からアニメが始まり、6月に実写化(映画)が発表されたからか、4巻まで無料(ブラウザ)で読むことができる。(5/8迄)

地方都市の高校での(ほぼ)純愛物語。

あらすじ
不眠症に悩まされる中見丸太は文化祭の準備中に、校舎の上にある天体観測室にて同じく不眠症で隠れて睡眠を取る曲伊咲と出会う。互いに同じ悩みを抱えていることと側にいる時は良く眠れることに気づき、密かに観測室で一緒に睡眠と取ることを始めた。観測室の無断使用が学校側に知られ、廃部となっていた天文部を復活させて二人だけの部活動を開始する。活動を共にする中見は曲に対して段々と淡い恋を募らせる。

概要
君は放課後インソムニア』は、オジロマコトによる日本の漫画。『ビッグコミックスピリッツ』にて、2019年25号より連載中。石川県の高校(モデルは石川県立七尾高等学校)を舞台に、思春期の少年と少女が同じ不眠症(インソムニア: insomnia)を通じて出会って始まった天文部のラブコメディ。石川県七尾市が舞台で、七尾城跡JR西日本七尾線など実在する建物や場所が登場する。

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感想

上の PV, OP,ED で、大凡の感じは掴めていただけると思う。
今まで、noteにレビューしてきたコミック・アニメの中で一番の日常系。

2人が星空撮影で訪れる能登半島各地(見附島他)への、地元愛溢れる物語。
と思ったら、原作者は能登半島を観光で訪れただけらしい(埼玉出身の方)。

話が進むにつれ、ヒロインの先天性疾患(単心室症:指定難病)が、話の中心になって行く。
昭和のコミックであれば、ヒロインが亡くなるエンディングだが、令和時代の展開は分からない。

2人の大学受験直前まで話が進んでいるので、コミックはまもなく終了するのではないかと思う。

周りを取り巻く登場人物たちが、2人を生暖かく見守っており、みんな良い子なのは、今時の物語。
ヒロインは行動的で積極的、主人公が地味系でヒロインに引っ張られて少しずつ動き始める展開もお約束事。

不意なイベントがあるとすれば、天候くらい(雨が降るのは仕方がない)。

ヒロインの外見は個性的。
今までレビューしてきたコミックのように「綺麗カワイイ」とは一味違う。
※「富士山さんは思春期」と同じ作者なのに気がづき、ヒロインの容姿に納得😊

最新刊(12巻)Amazonのレビュー(おそらくファン)は、やや手厳しい。
主人公たちが高校1年から2年生になっても、同じパターンの話を繰り返しており、ストーリーの起伏も平坦になっている、という趣旨のコメントもある。

それでも2人のハッピーエンドを望んでいるファンは、有難い存在だと思う。


聖地巡礼の記事はWebで見かけるが、noteでは最近の能登半島観光を関連記事として読むことが出来る。
ラララさんの記事に、コミックに出てくる風景が写真で掲載されている。


MOH

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