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「神田古本まつり」で配布された本「先輩の本棚 CATALOGUE of GIFT BOOKS 2023」を読んで思うこと

先日記事にした「神田古本まつり」

大混雑のすずらん通り、真ん中あたりで配布していた。

無料

内容は、知名人が若者に薦める本の一覧。
こちらのサイトで全部読むことができる。
(だから、無料だったのか?)

どれくらい知っているのか(知らない本があるのか)、ざっと観てみた。
読んだ本もあり想像のつかない本はなかった。
 
ただ、読物(小説)はあまり多くなく実用書が多いのは、世相を反映してのことなのか、若い人たちに「お勉強しなさい」と言っているのか…
 
お薦めの3冊とも小説だったのは、小説家と家具職人の方だけ。

https://giftbooks.jp/selector/reikomorota/
小説家 【 諸田玲子 】 もろた れいこ
辛いときは籠城して風向きが変わるのを待ちましょう』😊
https://giftbooks.jp/selector/shigekimatsuoka/
家具職人 デザイナー 【 松岡茂樹 】 まつおか しげき
今の自分を創った大切な一つである事は確かです』😊


一方、推薦書が3冊とも実用書の方も何人か居た。
 
若いうちは物語などに時間を費やさず何かを身を付けなさい、なのかもしれないが、感性が瑞々しいうちに物語の世界に想像を広げることも大切だと思う。
 
丸善丸の内本店やAmazon Kindleの棚を見ていると(Kindleはランキング)、よく売れている本は実用書。
 
「物語は、アニメやコミックでOK」が、時代の流れなのかも知れない。

小説の(読者の心の中での)自由さ、を信じたい。
 
 

MOH


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