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The world has recently become less democratic :: 世界で民主主義国家が減っているらしい


Summary

多くの人々が民主的な権利を持っていたが、最近それが逆転している。
世界の民主主義国家の割合は、数十年前のレベルに落ちている。

世界の民主主義が低下したかどうかを調べる最も簡単な方法は、民主主義国の数を確認すること。
チャートで国が民主主義であるかどうかの尺度としは、世界体制(RoW)分類3に依存しておりデータの詳細は、こちら

このチャートから、近年世界がそれほど民主的ではないことがわかる。世界の民主主義国家は2012年に過去最高に達し、97の選挙民主主義国家があったが、10年後にその数は89カ国に減少した。

民主的な権利を持つ人々の数は最近急落し、2017年から2021年の間に39億人から23億人に減少した。その間、自由民主主義に住む人々の数は12億人から10億人に減少した。

データによると民主的権利を失った人々の例は、インドの14億人、トルコの8400万人、ベネズエラの2800万人となっている。

雑感

この調査によれば日本国は一応、民主主義国家になっている模様。

ただ、この調査によれば政権交代に満たない(出来ない)国家については民主主義国家としてカウントされておらず、 WW2 以降、実質単一政権であるこの国がそれに当てはまるのかは甚だ疑問。

おそらく制度としては、民主主義国家。

ただし、その教育過程において、選挙を含め政治を論じることは実質的には許されず(学生を縛る『内申書』の存在)、選挙権を得た頃には大多数の者が政治に無関心。
国政選挙では低い投票率のもと、宗教団体を動員して票の獲得に奔走する党が小選挙区制で多くの議席を占め、多数の国民はそれを消極的に是としたまま。

そんなふうに政治に対して感度が低い国に「MADE IN OCCUPIED JAPAN(1947-1952)」以降も、戦勝国から年次改革要望書が提出されている。
のちに廃止された様だが、現在どうなっているのかは分からない。




MOH