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10年前の記事を見つけ、10年後の未来を考えてみる

先日、iPad mini 6 を購入した。

iPad mini の購入は初代以来。
初代の画像が何処かにあるのでは? と思い探してみたら、古い塩漬けのブログに画像を見つけたので、当時の記事をそのまま掲載する。


2012年11月29日のブログ

iPhone5 から始まった今年のポータブルデバイス購入は、これにて終了
Amazon Kindle Paperwhite が予定より早く届いた
オンライン申込日が iPad mini と被り、最初は購買意欲が薄かったが、購入価格が mini 64G = mini 32G +Kindle PW だと気づき、mini 64Gを mini 32Gに変更して、Kindle申込開始日の翌日に予約
当初、出荷予定が12月2-4日であったが、前倒しで11月22日到着

左から 初代Kindle, 初代iPad mini, iPad2
 
注)初代Kindleは、Voyageが逝ったため今秋、急遽登板中
ブラックフライデーまで保ってくれることを願うばかり
次のKindleをどれにするのかは、ディスカウント次第😊

初めて使う E-Ink には以前から興味があり 「やっとマスプロ品になったか」 と言う思いで、設定しながら隅々触ってみたが、充分に文庫本の代替となることを確認
儲け無しの販売価格だそうだが 7,980円は相当安いし、薄い
iPad miniのツルツルな材質と異なり、裏面がゴム素材っぽい感触のプラスチックなので安心して裸で使用できる
触り方によっては手の皮脂が付いたりするけど気にしない、軽くて薄い本を雑に扱える感じがよい
Kindle PW リリースより一足早くサービスを開始した Kindle store で既に本を何冊か買っていたのでゴッソリと取り込む
Kindle PW が来るまではiPad, iPhone で読んでいた本も、以降は Kindle PW で読書三昧
久々に読書時間が増えた
数冊を並行して読めるのが魅力
今までは色々と読みたくても、文庫本だと3冊程度が同時に持ち歩くのに限度だったけど、6-7冊を同時に読めるのは嬉しい
和書の数はまだまだだけど、洋書は充実していて価格も安く、辞書を引かなくても良いのは魅力
多色刷りで写真が多い雑誌系だけ引き続き iPad を使っている

今後の課題は読書時間をどうやって多く確保するか
TVは以前から、一日に1時間もつけてないので、あとは何が削れるのかなぁ

2012-11-29 投稿記事から


10年後の未来(現在)はどうなった?

この10年、世界は余り変わっていない。
環境や世情を鑑みると、むしろ劣化しているのではないかと思う。

日々の生活では、スマートフォン、タブレット、パソコンでネットからデータを得て、それを(仕事で)利用したり、(娯楽で)消費したり、(学びで)取り入れたり。

ネットに提供されるコンテンツが多様化したので、利用できる範囲は広がったが、その内容はアナログがデジタルに変わっただけ。
劇的な変化は感じられない。

今のところ利用者がアクセスできれば、デジタルデータは使い放題ではある。

ただ、人間が移動するには20世紀と同じように人が運転するクルマや、おなじく人が操縦する飛行機に頼らなければ、遠隔地へ行くことも出来ない。

自動運転の空飛ぶクルマはまだ先の話。

スーパーマーケットやモールでいろいろなものが手に入り、ネット通販でクリックすれば、あらゆるものが玄関口まで届けられる。

ただ、住宅地の近くからは商店街が無くなり、「御用聞き」という言葉は聞かれなくなった。
御用聞きは、昭和で終わっていたのかも知れない。

本当に必要なモノが手に入る世の中になったのか?

次の10年後、20年後は?

10年後、世の中は今とさほど変わらないと思う。
世の中のようすは、さらに劣化しているのかも知れない。

子供の頃、大人になったらSFのような未来が待っていると思っていたが、世界はそんなに甘くないようだ。
百年単位で考えないと、世の中は変わらないのかも知れない。

20世紀に生まれた人間が面白い未来に浸るためには、SF小説を書き続けるしかないのかもしれない。
(個人的な思いなので、あしからず)


MOH