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神様は私に眼鏡をかけろと申している

先日、メンバーシップ『エッセイのまち』の管理人であるともきちさんの眼鏡の話を読んで、今回は私と眼鏡の物語を書きたいと思いました。

“目ぴくん“に首がもげるくらい頷きました。私もよく目ピクンになります。
そして、ともきちさんが紹介していた愛用の眼鏡、可愛かったです。

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私は万年頭痛持ち。頭痛薬と大親友である。
スマホ忘れても「ま、いっか」となるけど、頭痛薬を忘れたら取りに戻るか薬局に直行する。

その頭痛が最近さらに頻度が多くなり、一度しっかり頭痛外来を受診した。

頭痛って色んな原因があるから、MRIや血液検査やら色々して、最後に視力検査もした結果、ドクターから言われたのは
「偏頭痛ではあると思うが、眼精疲労が一番の原因」
とのこと。
私の場合、近視はもちろんだけど乱視が強い。
乱視は眼鏡をしないまま放置していると、頭痛やさらなる視力低下の原因になるらしい。

要はね、眼鏡かけろってことなんだね。

視力の低下を感じたのは、10年くらい前のこと。
何か、本読んでて目が疲れるなぁと思っていて、会社の検診で視力の低下を実感することになる。

実はコッソリ眼鏡に憧れはあったのだけど、実際使ってみると、疲労感がすごい。
そもそも常時耳と鼻に何かが乗っかっているのって違和感。
全然見えないわけではなかったので「忘れたらかけない」を繰り返してきた。

眼鏡から逃げて、裸眼を貫いた結果、日常生活全般に眼鏡がないと不便な場面が増えていく。

しかし、流行病の影響で常時マスクという生活が始まり、眼鏡族には更に辛いご時世。
眼鏡、曇る。常に風呂上がりみたいな状態。
曇らない眼鏡クリーナーやマスクを使っているのだけど、やっぱり違和感。
福祉職という仕事柄、利用者さんから叩かれたりすることもあって、眼鏡が吹っ飛ぶ事件も多発するので、更に眼鏡に対してネガティブになる。

それならコンタクトにすればいい!と思うだろうけど
私は極度のドライアイで、コンタクトを装着するとすぐにポロッと落ちてしまう。
しかも、ズボラな性格な故、コンタクトを適正に管理できる気がしない。
ここでもまた「裸眼でもまだ見えてるしぃ」と都合の良いように解釈し、眼鏡をかけない。

こんなことなので、どんどん目に負担がかかる。
そして、遂にきた特大頭痛。
長年眼鏡と向き合わずに逃げてきたツケによる特大ブーメランだ。

年貢の納め時とはこのこと。
眼鏡が苦手な人間なりに眼鏡と上手に付き合っていかなくてはいけない。

苦手ではあるけれど、年一回クリスマスシーズンにバーゲン価格の眼鏡を買っていた。
これは「この眼鏡ならずっと使える気がする」という気持ちからである。結局使わないのに。
思い切って今の視力を測定し、度数が合わないものはレンズ交換してもらった。

そして、各場所やカバンの中に眼鏡を常備。
●車の中
●カバン
●作業デスク
特に作業デスクには、iPadやパソコンを使って書き物をするので、ブルーライトカットレンズの眼鏡を置いている。

ちょっと重さはあるけどオシャレ感がある

カバンの中には一番気に入っている眼鏡。

横の細工が可愛い

仕事には、軽くて耐久性のあるフレームの眼鏡を使っている。車に常備して職場の駐車場でチェンジ。
それでも何度か吹っ飛んだ。何でだよ。眼鏡はやめてよ。

こうして、常に眼鏡が近くにある生活をするようになり、頭痛の頻度も減ってきた。
かけることには相変わらず違和感があるけれど、見やすいということを実感できるようになったので便利さは理解しているつもり。

「眼鏡をかけて、誤字脱字のない文章を書きなさい」
神様がそう言っているということにして、これからも眼鏡と共に文章を書き続けていこうと思った。

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