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UX ROCKETに登壇者として参加してみて考えたこと

こんにちは、モハメドです。

今回 UX ROCKETに登壇者として参加して感じたこと、考えたことについてメモがてら、書いていきたいと思います。

僕が発表したテーマは「カスタマーサクセスの視点から考えるデータを用いたUX設計」です。

インターン先で学んだ、カスタマーサクセスという概念や定量的なデータを使ったCX•UX改善について話しました。

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こういった登壇の機会は初めてで、かなり緊張しました笑


発表後、様々なフィードバックをいただきましたが、自分が予想していたよりも反応が良かったので安心しました。

ただ、個人的にはまとめの部分が弱く、何を伝えたいのか曖昧になっていたなと感じました。資料をつくっている際に、あれもこれもと伝えたいことを盛り込んで、情報の適切な取捨選択をしなかったのが原因だと思います。

様々な文献を参考にし、推察しながら登壇の資料をつくったので、実際自分の中でもかなり勉強になりました。知識や経験を自分の中で定着させるには、こういったアウトプットの機会が重要になってくるなと考えました。しょっちゅう登壇するっていうのは中々難しいですが、他の学生やインターン先で勉強会を開き、共有することでインプットの定着を目指せればなと思います。

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▲登壇内容がまとめられたグラレコ


他の人の発表を聞いて


個人的に印象に残った発表は、千葉工大の佐藤くんの「UXネイティブとしてのキャリア設計」と、千葉工業大学の石井さんの「未来を探究するメイカー育成におけるBXの可能性」です。

今まで自分の将来のことをデザイナーとして、こうしたいとかていうのはありましたが、UXを学ぶ一学生としての視点でキャリア設計をどうしたいのか考えた事なかったので、佐藤くんの発表は、かなり新鮮でした。

また、石井さんが発表した内容の中での、BXという考え方、重要視していたものの、改めて学ぶ機会は無かったので非常に勉強になりました。

Mr. CHEESECAKE のような、プロダクトの質だけでなくそこに込められた思いなどが視覚化され、そこに皆が共感していくという設計が主流になってくるのかなと感じました。


テーマ設定の背景


僕はインターン先で、主にカスタマーからのお問い合わせの分析・分類、ベンチマークのリサーチ、そしてそこからUXを改善するための方法を日々考えています。その際、人の思いだったり、気持ちの部分である定性的なモノや考え方を重要視していました。

しかし、実際にインターン生としてビジネスの場にいると、そういった定性的な部分だけを根拠に改善策を提示しても、対応を後回しにされる事が多々ありました。

しかし、ある時顧客の行動を分析したデータを織り交ぜながら話をすると、上司の反応が変わり、報告書にまとめるよう言われました。
そこから、データを意識したCX•UX改善をするようになり、カスタマーサクセス定量と定性などといったキーワードとともにフィードバックを貰えるようになりました。

ビジネスの場だと当たり前のことかも知れませんが、よくよく考えると大学のUXの授業でデータを用いた定量的な概念について学ばなかったなと思い、UX ROCKET で発表することに決めました。

デザインに説得力を持たせる手段としてデータ活用する、という選択肢があるよというのを伝えたかってです。

定性と定量をバランスよく使いわけながら、プロダクトなりサービスなりをデザインする。

そういった能力も、UXについて学ぶ人たちに求められるのかなと考えたりしました。

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貴重な機会をありがとうございました!次回の開催を楽しみにしています🔥

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